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第2章、月の街
(数日後)
スタっ「着いたぞ、月狼町だ」
「おぉ、月族と狼牙属がいる」
「・・・おぉ。いた、いた、久しいなぁ、三日月」
「ん、!しゅ、酒吞童子様、これは、よ、ようこそ月の街へ」
「今回は、妾の仲間もいるぞ」
「ん、は!大賢者!オーディン様と護衛に精鋭部隊とは」
「三日月、いちいち、驚き過ぎじゃ」
「だって、こんな、大御所御一行様が来たら興奮してしまうよ」
「それより、三日月、この月狼町で一番、美味しい酒場は?」
「それなら、水無月亭はいかがですか?あそこなら、月鬼酒が飲めますよ、それに月影酒もおすすめです」
「では、そこにするかのぅ、旨い飯もあるみたいやし」
「そうじゃなぁ、はらごしらえじゃな」
ガララ「いっらしゃいませー。水無月亭へようこそ」
「席は自由みたいや」 「いっらしゃいませー、ご注文は?」
「妾は月鬼酒と月影酒、儂は竹月御膳で」
「かしこまりました」