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第1章、百酒巡り出発
(数日後)
「やはり、行くのかぁ」
「あぁ、妾だって、こんなうまい話を逃せんよ」
「・・・・」
「心配するな、上層の方々、魔装、魔導兵の管理者権限は隊長様に一時的に移行してあるし」
「我らが居ない間は、お前達が精鋭部隊だ、頼むぞ季節風隊、隊長、春風」
「お任せください、雪風先輩」
「隊長、これを、あくまで、最終手段だが」
「これは?」
「呼びだしの笛だ、それを吹けば、妾がどこにいても、瞬時にここへテレポートされる」
「酒吞童子・・・」
「あくまでも、最終手段じゃぞ」
「ありがとう」
「ではな、行ってくる」
「いってらっしゃい、道中気を付けて」