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【0:1:0】自己中心的な

私はさ、君の隣を歩きたかった

手を繋いで、同じペースで

時折私が君の手を引いて、時々君が私の手を引っ張って

そんな風に生きていけると、思ってた

だけど何でだろうね

どうして上手くいかないんだろうね


君は私を好いてくれてた

君は私を愛してくれてた

痛いほどに伝わったのに

苦しいほどに伝えてくれたのに

どうしてこんなに遠いんだろう

いつからこんなに離れてたんだろう

手を繋いでも、抱きしめても、唇を重ねても

そこに君を感じなくて

君の見ているものが見えなくて、分からなくて

それがどうしようもないくらい、怖いんだ


離れていったのは、私の方かな

繋いだ手が解けたのは、君のせいかな

ハッキリ分かるのは君の隣は私じゃないんだろうなって

君と歩いていたかったけど

君と生きていたかったけど

それは私じゃダメなんだろうね


好きだよって今更かな

愛してるって遅いかな

両手のひらで君の顔を押さえつけて

私だけをその目に映して

伝えたいこと全部流し込んだら、君はまた私を見てくれるかな

そんな勝手な妄想

できもしない空想ばかり


絡めた指は解けたね

伸ばした手も届かないね

いつか背中も見えないくらい

いつか声も届かないほど

きっと君とは終わってしまうんだろうけど

後は終わるだけの、時間だろうけど

まだもう少しだけ

抜け殻のような君だとしても

その温もりだけでも後少し

自分勝手と分かっているけど

君の体温を忘れないように

私ひとりで歩けるように

もう少しだけ、君の隣で

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