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【0:0:1】ひとつだけ、お願い
男女不問
君は本当に不器用だね
そんな不満気な顔しても駄目だよ
反論なんて受け付けてないから
と言うか、反論なんてできるの?
いっぱいいっぱいになるまで頑張って
限界ギリギリまで追い込んで
どうしようもないくらい背負い込む君に
人のことばっかり心配して
自分のことはほったらかしで
どうしようもないくらいボロボロの君に
一体全体何をもって反論するの?
頼ってくれと言いながら、頼りもせず
甘えて良いよと言いながら、甘えもせず
君、とっくに壊れそうじゃないか
そこまでして、そうまでして、それでも
君は自分の惨状に気づいてないだろう?
気づかないふりを、してるだろう?
そんな人をどうやって器用なんて言うのさ
まぁそんなことは、良いんだよ
本当は全く良くないけど
本音はふざけるなと思ってるけど
良いんだ
それが君だって、理解してるつもりだから
そんな君の傍に居ようって
決めたのは私自身で、私のエゴだから
ねぇだからさ、ひとつだけ
頼ってとも、甘えてとも言わないからさ
君の傍にいることは、許してほしいんだ




