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あいう詩シリーズ

詩う 記憶喪失の生贄羊

作者: 仲仁へび



 一筋の希望追い求めて 必死に訴えた

 涙を我慢して


 それでも希望はつかめなくて 伸ばした手の先からするり

 視線で追いかけた頃には


 跡形もなく消えていた


(何か悪い事した?)


(どんな罪を犯した?)


 自覚できないなら 罰の意味がない


 どんな責め苦も ただの理不尽になり果てる


 本当の悪…

 本当の悪人…


(私にとって貴方達は悪だけれど)


(貴方にとっては私が悪)


 誰か教えてください


 私にはどうしても分からないのです


 一生懸命考えても 何も分からない


(私は一体どんな罪を犯したの?)


(どんな悪い事をしてしまったというの?)




「ストーリー1」


 彼女には記憶がない。

 だから、記憶を失う前の悪事を知らない。

 そんな彼女を裁いてもいいのだろうか?


「ストーリー2」

 多くの者は知らない。

 その彼女が、かの有名な大罪人とただ顔が似ているだけだという事に。

 ただ都合の良いスケープゴートにされているだけだという事に。



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