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好きな小説が実写化されたがキャストに好きな芸能人がいて複雑な心境になった話

作者: 高内優都


 最近よく漫画やアニメ、小説の実写化を目にする。そしてそれは大体が原作ファンに酷評されて終わる。私の好きな作品も何度か実写化したが、それはそれは酷かった。酷いと思った理由は作品によってさまざまだ。


 世界観が間違っている。

 キャストが合っていない。

 衣装がコスプレと化している。

 長い話を二時間で納めているため明らかに物語が不自然である。


など、あげたらキリがない。正直、そろそろ実写化は諦めたらどうだ? と思わなくもない。


 さて、そんな私のもとにある報告が舞い込んだ。

 私の大好きな小説の実写化である。


 またか! またなのか!?!?


 ここで作品名を具体的に上げていいのかわからないため作品名は伏せることにするが、私はその小説が本当に好きなのだ。というか、その小説を書いている作家さんからして好きだしサイン本も持っている。

 正直、実写化が可能な作品ではあるのだ。ジャンプ系の作品のようにCGが必要になるようなストーリーではないし、現実的にありえそうなストーリーだから。


 しかし! しかしだ!!!


 キャストを見たときの「え……、何か違う……」感は否めなかった。


 キャストに罪はない! それはわかっている! でも! あなたではない!!!

 ごめんなさいキャストさん……。


 大体の作品はこんなことを考えてあまり見に行かない。

 しかしだ、この作品はそういうわけにはいかなかった。何故なら、


 好きなモデルさんがヒロイン役してる!!!


 かれこれファン歴5年のモデルさんが、ヒロイン役として出演していた。


 あの! 芸能人に対して初めてファンレターを書いた相手の! ずっと応援していたモデルさんが!


 これは私の認識なのだが、実写化に出演したということはその人は芸能界で推されているということだと考えている。剛力彩芽や山崎賢人、山田涼介などが代表的な例ではないだろうか。この映画が成功すれば、モデルさんは仕事が増えるかもしれない。


 でも正直、何か違う……。


 ヒロインはもう少しふわふわとした天然系な雰囲気を想像していた。でもそのモデルさんはきりっとした顔をしていらっしゃる。


 ヒロイン役おめでとうございます!!! あぁ、でも……、イメージが……、いや、でも! おめでたい!!!


 私の心の葛藤を察していただけるだろうか?


 おそらく私はこの映画を見に行くだろう。

 そしてヒロインのかわいさに心をときめかせ、でも何か違う……と思いながら帰ってくるに違いないのだ。


 あなたならどうしますか?


 あなたの大好きな作品が実写化された時、

 そしてそのキャストに大ファンの芸能人が出演していたら、


 見に行きますか? 行きませんか?


前日『銀魂』の実写化を見に行きましたが、キャストのクオリティーの高さに驚きました。

すごかった……。

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