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世界はそれでも  作者: 木村アリス
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冒険編

 


 人は愚かで弱い。小さなことで自分の意思を変え、そして人を殺す。たとえそれが親、友達、恋人、子供、他人でも

 諦めも早い。たとえ救える命でも見捨てることをする。人は群れを作る。それは人の為ではなく自分にとっての利益の為だ。

 人は他人を思いやることはしない。自分が大事だからだ。人は許すことはしない。それは「許す」と口にするだけで心には根がはっているからだ

 とても愚かで弱い生き物それが「人間」だとこの世界の者は教えられて生きてきた


 ここの世界には「人間」という者が存在をしない。

 この世界は大罪で創られている。それは「人間」が無意識のうちに創り上げたもの


 ここに住む者は決して人間の世界(外の世界)に行くことは出来ない。それはこの世界の禁忌に値する事になる

 この掟を破った者は過去にいない。それは小さいころから「人」という存在について教えられてきたからだ


 この世界は七つに分かれている。「強欲」地区 greed ここにいる者は、金銀を愛し自らの欲に素直で他の者とは違い欲深い。「色欲」地区 lust この地区は他の地区とは違い美しい者たちが集まる。容姿から漂う色気が他の地区の者を惑わす

「憤怒」地区 wrath この地区の者は名前の通り誰かれ構わず怒鳴り散らし威勢がいい。「暴食」地区 gluttony ここは食に恵まれており住んでいる者もいつ何時も食を休めることは無い。グルメタウンともいわれており、沢山の者が押し寄せる地区なのだ。

「嫉妬」地区 envy この地区は空気がよどんでる。それは環境が悪いって事ではなく住む者の妬み僻みがひどく、それが集まり地区の空気が重いのだ。「傲慢」地区 pride ここに住んでいる者は一つの事では物足りず沢山のことを同時に始めるため、地区自体が賑やかに見える。「怠惰」地区 sloth この地区の者は何事にもやる気を起こさず活気もない。地区自体にも物陰を表すことがめったになく存在している中もわからない。女に常に不信感を抱いているという。


 この世界に住む者の容姿は、「人間」とは変わらない。容姿は変わらないが皆能力を持っている

 それは人間の世界(外の世界)で使われている言葉で表すと「魔法」というものらしい。皆持ち得る力の量は違う

 使い果たすと死をもたらすことになる。

 それと、この世界の者からは「人間」に干渉することができるが「人間」からは出来ない。人間の世界(外の世界)の事は常に監視システムが動いており、この世界の安全を保っている

 人間の世界(外の世界)に大きな何かがあれば、この世界に歪みが生じることになり世界の安全を保てなくなる。なので監視をしてこの世界に歪みが起きかけそうなときは、能力で抑えてきた



 このお話は、大罪で創られた世界におきたお話












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