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エゾギク

作者: ドレン

初投稿ですごめんなさい。

やり方イマイチよく分からなくてビビってます(・_・;

I


誰もが、こんなニュースを見たことがあるのではないか?そう、子が親を殺すと言う無残なニュースを…


俺は今までこのニュースが不思議で仕方なかった。何故今まで自分を生み育て愛し見守ってくれた親を殺すのか…と、よりにもよって殺すと言う選択をせざるおえなくなったのか…と。


嫌いイコール殺すでは無いのだ。

好き、嫌いと言う感情と殺意は別物だと言うだけの話だ。


その答えは複雑の様に見えて簡単だ。

ただただ単純に、邪魔になったから。それだけだ


親の過度の心配は子供にとっては信用されていないと感じられる。


俺は親の心配が物凄く嫌だった。分かる人もいるだろう、一番信頼している人間から信用できないと突き放される気持ちが。

今まで一緒に、殆どの時間を過ごしてきた人に信用できないと言われたら……自分はもう、誰にも信用などされない、価値の無い人間だと思ってしまうのでは無いだろうか?


自分を信用してくれずに、自分がしたい、将来を考え必要だと子供が必死で考え、思った事を意を決して相談した時に、ただ心配だから、と理解できない理不尽な、意味不明な理由で頭ごなしに否定されたら?

その後も理解してもらえる様に努力しても、訳も理由も無視され否定される気持ちがわかるだろうか?


子が親を殺すのは、親が子を否定し、追い詰めた末路で結果だ。


親は子と生きている年数も経験も違うし、そもそも考え方や生き方が違う。

交わっているだけでそれぞれ別の人生だ。

狭い場所から広い世界へ行こうとしている人間に危ないから、と狭い場所へ閉じ込める事は軟禁と同じでは無いのか?


親が危ないと思っても、子供は果たして同じ考えになるのだろうか?




俺はそう、雨が降りしきる暗闇で、不気味に佇む、明かりの消えた一軒の家を見上げた。


大好きな親を大好きだからこそ、理解して欲しいからこそ、俺は…



そして無意識に、硬い感触がする手を握りしめた。




………彼の足元の水溜りは他とは違って少し鮮やかな色をしていた。



いや、安心して下さいね?私は別に法に触れる事はやってませんよ?


父との喧嘩の腹いせに…(¬_¬)

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