[介助者との顛末――火星を想う――]
こんにちは。ミカヅキカゲリです。
詩の連載です。
2000文字まで、纏める予定です。
こう云う挑戦をするひとも居るのだと云うことを知っていただけたら、幸いです♪
よろしくおねがいしますm(__)m
[介助者との顛末――火星を想う――]
・頼りない生殺与奪握られた存在でいる介助者の前
・体調は機嫌はどうか 入浴は頼めるかな と見極めている
・入浴を拒みその後もきつそうできょうもだめかな覗う様子
・試みに頼んでみたら意外にも肩透かし的「はい」との返事
・頼んでみないわたしの方が悪いのだとでも云うよう 咳込み方が
・けれどなお苦しそうなる介助者にやめて呉れって思ったりする
・巧妙に頼むことすらできないと思わされていたのだと気づく
・わたくしが暮らすためには介助者が不可欠であるゆえ火星を想う
・介助者と暮らすこととは隔たった火星を想うことだと思う
・車椅子バスに乗るとき運転手迷惑貌でスロープを出す
・車椅子、赤いフレーム押さえてる力瘤とか尊い車中
・もうあまり残ってないの望みなの動くことすら望んでいない
・こうなってわたしに何ができるのか熱ある躰もて余しつつ
2013.10.24.
[介助者との顛末――火星を想う――]
介助者に生殺与奪を握られてしまっていると云う短歌の連作。
ともかくも、お読みいただきまして、ありがとうございました(o^∇^o)ノ