表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サイコキラー探偵  作者: 三鷹 キシュン
第1話「正義を成す悪」
3/63

#002 誓約

 にっこり、と笑ってわたしが答えると。

 彼女・・・神崎は何やら不満そうな顔つきで、


 「あの、受けて頂くのはありがたいのですが・・・」

 「理由ですか?」


 コクリ、と頷いて神崎は尋ねた。

 これから探偵業をやっていく上で未来のことを考えると、

 必ずと言っていいほどそのクスリは邪魔になるだろう。

 メンドウ事をここで一気に掃除しておくのも悪くない。

 警察ではなく、

 厚生労働省の職員に知り合いを作っておくのも悪くはない。


 「あなたが好みのタイプだから、と言いたいところですが。

 「こちらも商売です。

 「これ以上、メンドウ事は御免ですから。

 「察していただければ幸いです。


 素は出さない。商談は一種の取引であり駆け引きでもある。

 これは必須だ。うっかり話してしまうと商談に響く恐れがある。


 「・・・・・・、わかりました」

 「それでは商談に移りましょうか。

 「まず、始めにこれを読んだうえで下記の記入欄に

 「氏名、誕生年月日、年齢、携帯電話の番号をお書きください。

 

 わたしは彼女の前に一枚の紙を静かに置いた。

 「投稿の気持ち」

 次の投稿は補足です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ