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サイコキラー探偵  作者: 三鷹 キシュン
第1話「正義を成す悪」
3/63

#002 誓約

 にっこり、と笑ってわたしが答えると。

 彼女・・・神崎は何やら不満そうな顔つきで、


 「あの、受けて頂くのはありがたいのですが・・・」

 「理由ですか?」


 コクリ、と頷いて神崎は尋ねた。

 これから探偵業をやっていく上で未来のことを考えると、

 必ずと言っていいほどそのクスリは邪魔になるだろう。

 メンドウ事をここで一気に掃除しておくのも悪くない。

 警察ではなく、

 厚生労働省の職員に知り合いを作っておくのも悪くはない。


 「あなたが好みのタイプだから、と言いたいところですが。

 「こちらも商売です。

 「これ以上、メンドウ事は御免ですから。

 「察していただければ幸いです。


 素は出さない。商談は一種の取引であり駆け引きでもある。

 これは必須だ。うっかり話してしまうと商談に響く恐れがある。


 「・・・・・・、わかりました」

 「それでは商談に移りましょうか。

 「まず、始めにこれを読んだうえで下記の記入欄に

 「氏名、誕生年月日、年齢、携帯電話の番号をお書きください。

 

 わたしは彼女の前に一枚の紙を静かに置いた。

 「投稿の気持ち」

 次の投稿は補足です。

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