01.最弱ですが…
「ちょ、ちょまて!まってぇ〜僕無理だってえ」
「あああーちょっと僕を殺そうとしないでぇ、ひぃ!」
今僕はある人に襲われている。ヴァレンス•シーターという毎回会うことに殺すと言ってくるヤバめなやつだ。
そんな奴でも一応長年の付き合いだ。出会い、それは昔公園で知り合ったのだ。うう、苦い思い出。あれは何歳ぐらいだろうか……僕が公園で寝そべっていた時
「なぁ、お前、名前何?教えてくれないと殺す」
「え、」
「耳あるよね?」
「あ、はい!!」
「はいって何?」
これが慣れ始めだ。もう怖い。怖い。
「おいてめぇ、ファルスス•フセカ!!俺と戦え!」
「嫌だよ!!!殺そうとしてくるやつと戦うか。ばーか。」
「あ?」
「はいすみませんでした。」
「ていうか何回も言うけど僕シーターより弱いよ?!」
「は?毎回毎回意味わからんこと言うなや。」
「だから、!!魔法が使えないから、!弱いから負けるよ?あ、ねねシーター見て!UFO!」
「は?どこ?」
「さいならー!」
「おい待ててめぇ!!騙したな。くそ、逃げ足はえーな、覚えてろ!」
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この世界には魔法が使える人間と使えない人間がいる。使える人がいると言っても1割程度だ。珍しいのだ。権力争いが激しくなる中、突然生まれたのが魔法使い言われている。だがその反面、敵という存在がいる。例を挙げると魔法使い殺しの集団だ。
その集団が怖くてお偉いさんが自分を守るために魔法使いを雇うのだ。魔法使いの数少ないのにね。ちょっと無駄遣いじゃね?
学校でも強い魔法使いを育てるため守護科が作られた。守護科とは魔法使い殺しやそういう敵から身を守るために作られた科目だ。もちろん9割程の人は受けられないが。
で、最初に戻るがなぜ追われていたのか、それは昔のあの日から、、
シーターが昔魔法使い殺しに襲われそうになった時に、シーターがいなくなったら友達ゼロ!ってことに気づきその事実に傷を抉られ悲しみ、魔力を暴走させてしまったのだ。魔力暴走で周りの人が気づき助けてくれ、警察を呼んでくれたが。
普通の人間は魔法を使うために必要な魔力が操れる自分で制御できる量になっている。
だが、僕の場合は魔力過多!だから使うと魔力暴走が起きる。だから使えない。イコール最弱。あと、あんまり使うの嫌っていうか、、うん。いろいろあるんだよ。
まぁ、ちょっと使えば爆発だよ。ボン!って、
いや〜みんなに分けたいな。魔力こんなにいらない。
シーターはとても強い。魔法使い検定っていうのがあって、それに1位で合格だって〜。凄いよね。
僕はって?ハハ。……受験料足りたくてさ。
でさ、そんなバケモンぐらい強い奴に追われると反射的に逃げちゃうよね。
考えてみてほしい。急に後ろから虎が走ってきたら逃げるだろう。
あー。何であんなに凶暴な子に育ってしまったの?シーターのお母さんやお父さんは裕福な家庭でやさしそうなのに、
あの事件でシーターは気絶していたからどうやってこの僕が魔法使い殺しを追い払ったのかわからない。そのせいで僕の方が強いって思っちゃって戦え!と言われる日々〜
違います。魔力暴走で追い払っただけです。魔力制御ができない弱人間ですぅ…
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―――時は過ぎ
みんな聞いて!!!
とうとう進級して学園に通うことになったんだ!うひよおおおお!
むりー!!!普通に友達できない。詰みー!!!
シーターはどうしたかって?
少し前になんと!シーターにウェルテクス学園に通うからテメェも来いって言われちゃったの!きゃーー!嫌過ぎる。
そもそもあそこはエリーーーーートの学園だ。あと僕入れない。あと受験で落ちる。それも、能力者も強い人がよく入るの。だから襲われやすいのよ。
それも!能力の練習や訓練が吐くほどきついんだってー!噂だけどね。
それを聞いた瞬間僕は頭に光が走った。
断りました!!もちろん内緒で。だから友達いない!
で、結局僕が通うのは結構離れたスルゴ学園だよ!
ここはね魔法使いは数少ないってわけじゃないけど、強過ぎる人がなかなか来ない学園だ。昔めっちゃ強かったらしいんだけどね。まぁけっしてありえないほど弱いっていう人が集まるわけではないから身の安全大丈夫。我の勝ち。ハハ
さらばだ少年。もう会わないでおこう。もう殺すは言い過ぎだ。
こうして僕の学園生活が始まるのだった。
なんか今日はやけに寒い気が……
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「おい、ここにファルスス•フセカっていう人はいるか?」




