表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異端狩り 外伝 幻想狩り  作者: 六道 奈々 落々
5/7

閑話休題

今回は一度戻ってきます。(現在に)

「おーはよー」


「おお、胡弔。おはよう」


「朝は目玉焼きかぁー」


「あ、ああ。見ればわかるだろ……?」


 寝ぼけ眼を指で擦り、疾風の対面の席に座る。

そのまま目玉焼きをご飯の上にのせ、疾風とは違い、醤油ではなくマヨネーズととんかつソースで味付けを終わらせ、ご飯ごと書き込む。


 頬をリスのようにし、もぐもぐと可愛らしく(端なく、ともいう)食べる胡弔に、執行は苦笑する。

胡弔のこのくせは十年たった今でも治らないのか、と。


ほひほーはは(ごちそうさま)


「きちんと噛めよ」


「うい」


 胡弔は一つ、そう返事をすると、ピンクのウサギパジャマから普段の戦闘着に着替えようと、また部屋に戻っていった。


 その時、胡弔と入れ替わるように甘雨が戻ってきた。


「あ、胡弔さん食べてたの?」


「ああ、今さっきな」


「片付けちゃうね」


「ついでに俺のも頼む」


 無理に食い終わらせようとする疾風に、甘雨は微笑みながら優しくいった。


「無理しなくていいんですよ?」


「いや、少し長々と食いすぎてたからな」


「あ、確かに……」


 かれこれ五十分は食い続けていた。

ずっと思い出にふけっていたのだから、まあ仕方ないといえば仕方ないだろう。


「…………、もう、マイとメイを起こしてくる間に食べちゃってくださいね」


「りょうかいりょうかい」


 そういい、急いで食べ終えた。

そのあとは執行部の書類整理。ちょうど溜まりに溜まっていた苦情があったのだ。そちらの処理を急ごう。



§



『決闘しろ』

『決闘してくださいませんか?』

『表でろ』

『ツラかせや』

etc.


 全て他学園・他学院からの苦情、というか決闘状であった。

次回の投稿は明日か今日中にがんばります。できれば今日中に……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ