仕事
卒業後ジャックは警備の仕事に就いた
ストーカーに狙われてるという女。金持ち。おふざけで依頼した若者たち
叔父のツテで就いたこの仕事は悪くもないがよくもない。
毎日が退屈な連続。
毎日体を鍛えるが、ゴツい見た目以外にその用途ははっきり言ってない。
仕事に出かけようとドアを開けると日差しが照りつける
鍵をかけようとポケットを探していると空から不気味な
モーター音が聞こえた
窓がない飛行機が飛んでいた。
操縦席には誰もいない飛行機が、ミサイルを担いで飛んでいく
操縦するのはきっと涼しい部屋の中なのであろう
世界はまた戦争が起ころうとしていた。
温暖化が進み冷めるところがだんだんと無くなった
人々は解決の道を捨て、新たに自分たちの空間を広げることを選んだ
限度があるこの星では、もう奪うことでしかその空間を増やすことはできない
だかジャックにはどうでもよかった。彼には彼の仕事があるからだ
家のドアの鍵を閉め車に乗ると電話がかかってきた
「おはようジャック、今日もいつも通り頼む」
雇い主の秘書からの電話だ。
今はちょっとした会社の社長を警護している。
パソコンか何かを作っているようだが俺にはよくわからない
送られてきた彼の今日の予定を確認しながらジャックは入念に今日の動きを考えた
どうやら雇い主は大事な会合があるらしい。
新しい取引先との面会らしいが雇い主希望により部屋の中で待機できないようだ
今日も暑い
ジャックは汗を少しかきながら仕事場へ向かった