これからの艦戦
ついに?三千PV超えました!読んでくださった皆さん、ありがとうございます!
作者が兵器好きなので、この話は兵器メインでいきたいです。(時々というかこれからは政治関連のことを書くかも)
タイムスリップ初日は山本さんの家で一晩泊まらせてもらった。そして翌朝、昨日の客間に二人は座っていた。
「では、これからの航空機についてご教授していただこうか」
山本さんは楽しそうに言った。自分達はこれからの航空機(戦闘機)の在り方について話すことにした。これは山本さんからのお願いだ。
「この年になって何かを教えてもらうとは中々、新鮮な気持ちになるな」
「教えると言うほどでもないですよ」
「まあまあ、君の知ってることを教えてくれるだけで十分だよ」
「ではまず、現状の確認です。今の空母艦載機の主力は中島飛行機の三式艦上戦闘機ですね。これは昨年から量産が開始された、最新鋭機です。複葉機で武装は七耗七固定機銃二挺ですね」
うーん、時代的には普通?の性能かな。
「昨年は中島飛行機がNY戦(吉田ブルドッグ)として提出。肝心の機体性能は三式艦戦より若干向上した程度。当然、不採用に。現在、中島飛行機は改良試作機を製造中ですね」
「その通りだ。ついでに言うと我々は新たな艦上戦闘機(七試艦上戦闘機)を計画している」
「早いですね」
「今の航空機は発展途上だ。故に日進月歩。毎日、新たな技術が開発され続けている。で、これからはどうなるんだね?」
「まず、七試艦戦はどれも不採用となります」
「ほう、そうか」
「その後、全金属製低翼単葉機の九六式艦上戦闘機が開発されます」
「ようやく単葉機か。性能は?」
「四六〇hp(英馬力)のエンジンを搭載し、最高速度は四百キロメートル超え。武装は七耗七機銃二挺ですね」
「速度は速いが、武装はイマイチだな。格闘性能はどうなんだ?」
「先代の九五式艦戦等と比べると運動性は向上しています」
「単葉機でも運動性は悪化しないのか······。そろそろ、日米の開戦が間近となっているが艦上戦闘機はどうなった?」
「零式艦上戦闘機が開発されます」
「特徴は?」
「まず、武装です。これまでの艦上戦闘機とは異なり、翼内に二〇耗機銃二挺と機首に七耗七機銃二挺が搭載されました。次に長大な航続距離です。巡航のみなら二千キロメートル以上飛行可能です。他にも特筆すべき点は多くありますが割愛させてもらいます。弱点は、徹底した軽量化により被弾に弱いということです。防弾装備が皆無に等しいです」
「艦載機としてはかなり高性能な機体ではないか」
「事実、開発当初の本機は世界最強と言っても過言ではありませんでした。しかし、その後は良くなかったんです。戦争が続くにつれて、米軍も零戦対策をし、零戦の被害は大きくなっていきました。また、零戦の後継機の開発が遅々として進まず、終戦まで零戦の後継機は開発されませんでした」
「そこも日本敗戦の原因となりそうだな」
「そうですね」
「いや~、いい話を聞けたもんだ。これからの戦闘機開発の目標が出来た。これからは全金属製単葉機の開発を目指すぞ!」
このように、三が日は航空機に関する話をたくさんして過ぎていった。いよいよ、明日からは技術部との初顔合わせだ。楽しみだなぁ。
…本当はね、もっと書きたかったんですよ。ただ、それだとウィキペディアになってしまう…
そんなジレンマを抱えていますw
(お願い)
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