表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/12

拝謁1

どうも、カトユーです。

今回はいよいよ天皇に拝謁します!

(と言っても色々適当に…)

と、とにかくどうぞ!

昭和天皇に拝謁することとなり、翌日は一人で皇居へと向かうこととなった。一応、航空本部に顔を出してから皇居へ送ってくれる車に乗り込んだ。

現代の車とは全く違うエンジン音を響かせ走る車。車内では運転手に話しかけられた。


「もしかして、あんたが噂の人かい?」


「何だ?噂の人って言うのは?」


「いやぁ、最近海軍の方で変わった人間がいるって聞いてね。何でも、未来から来たそう何だよね。そんで、その人が今日天皇陛下に拝謁するって聞いていたからね。皇居なんて人の出入り少ないし、あんたがその噂の人なのかなと思ったのさ」


割りと有名だったのか!?


「多分、自分のことですね」


「そうかい」


そう言って、運転手はちらりと自分のことを見てきた。


「一つ聞いていいか?」


「いいですよ」


「あなたが今から天皇陛下に会うことになったらどう思うんだ?」


「そりぁあ、実際にそうならないと分かりませんね。何せ、天皇陛下なんて言ったら、私達平民からしたら雲の上の存在ですよ。会ったら、私はチビってしまうね」


ハハハと情けなく運転手の男は笑っていた。なんとなく、自分もそうなってしまう未来が見えてしまった。


そんな会話をしつつ車は皇居の前へ着いた。運転手の男と別れる時、


「くれぐれも変なことするなよ」


と笑って送り出された。運転手の男のおかげで少しリラックスできた。

深呼吸してから皇居の中へと入る。案内の人に連れられ、建物へ入り迷宮のような廊下を抜け、豪華な待合室へと通される。綺麗な調度品を物珍しそうに見ていること三十分。ようやく準備が整ったのか、先程の案内人が呼びにきた。


「これより陛下に拝謁する。くれぐれも粗相の無いように」


そう言って、部屋からでて別の部屋へと移動する。その部屋の真ん中には、写真でしか見たことのない昭和天皇がいた。

厳かな空気の中、陛下の前まで進む。

一礼し、陛下と目が合う。


「貴殿が未来から来たという者か?」


はっ!緊張してて何言ってたか聞いてなかった。ん、側近達が慌てているな。

この時は知らなかったが、側近達によると今までにないほど下手に出ていたそうだ。


「は、はい······」


なんともしまりのない返事になってしまった。


「何、こちらが勝手に招いただけだ。楽にしてくれ」


いや、その言葉は嬉しいんだけど周りの皆の表情堅いし。そう思ってキョロキョロとしていると察してくれたのか、陛下が


「二人で話がしたい」


そういって、護衛一人を除いて全員を部屋の外に出してしまった。


「さて、これで大丈夫かな?」


「あ、はい。ありがとうございます」


「気にするな」


なんだ。意外と話しやすい!

そう思っていると、ようやく挨拶が始まった。


「僕が大日本帝国の天皇だ。今回は突然の頼みに応えてくれてありがとう」


「いえいえ。自分は海軍特務少将の豊島進です」


「特務少将か。初めて見た役職だな」


「自分も昨日辞令を渡されて驚きましたよ······」


一応、天皇の御璽があったけど一々書類なんて見てないよね。


「色々と慣れないだろうがこれから励んでくれ」


「はい·······」


そう言った後、少し間を置いて陛下が一番聞きたかったであろう事を聞かれた。


「ここからが本題なのだが······。これからの日本はどうなる?」


また、答えないといけないのか。

うーん、実を言うと自分でもしっくり来てないです…

まず昭和天皇の人柄。そもそも一人称は僕と私のどちらがよかったんでしょうかね?

感想等で意見貰えるとありがたいです。

あと、一話辺りの文章量を増やした方がいいですか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ