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ep38 5色の機体

「中央の祠ってここだよな?」

 アリスたちは親衛隊が指示してきた場所へと、機体に乗り込みやって来た。

『ああ。ここだよ。ここで合ってる』

 ――久しいな。我が屋敷

 2つの声が答えを寄越した。

 1つは、低い、憎しみにも似た感情の混じったエイドの声。それは冷たく、身が切られるような錯覚を覚えるものであった。

 1つは、懐かしむ麒麟の声。エイドの声と相反するように、とても温かく、懐かしみに溢れている声であった。


 アリスたちの現在地、中央の祠は国のほぼ中心に存在している。

 しかし、国が保護しているのか、回りには鬱蒼(うっそう)とした森が広がっている。無論、森の外には首都らしい建物が建っているが。

 戦っても市街地には影響が出ず、かつ中心地に本拠地を置く親衛隊も出向きやすい場所である。だからこそ、戦いの場(パーティー会場)に選ばれたのだろう。


『約束の時間まであと少し…… 来た』

 秒を表す数字が00となる瞬間ピッタリに親衛機が到着した。

 姿を表したのは5機。黄色、青色、赤色、緑色、黒色。それらが一列に並んでおり、トランプのマークを模したような武器を所持していた。大きな槍、チャクラム、刀剣、三股のこん棒、大鎌(サイズ)。それらも例外なく、機体と同系色が塗られていた。

『お集まりいただけましたね? それではパーティーを始めましょう。あなた方、レジスタントを刈るために』

 ファーストがニヤリと笑みをこぼしていることが容易に想像できる。そんな言い方であった。


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