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25.禁忌の食材を口にした女:名無し

25.禁忌の食材を口にした女:名無し


絶対に食べてはいけない。


そう言われている幻の食材があります。


その味は至上。まさしく天上の旨味。


しかし。


絶対に食べてはいけない。


食べたものは不幸を撒き散らす。


と。


鋼紀500年あたりのことです。

大昔で、正確な年代は不明です。


ある女がくだんの食材を偶然から手に入れました。


禁忌の食べ物です。


女はとても好奇心の強い性格をしていました。


躊躇うことなく、禁忌の食べ物を口にしたのです。

なんで!


なんでこんなことに!


男が。

女が。

老人が。

子供が。

犬が。

猫が。

ありとあらゆる動物が。

生き物が。


わたしを求めて争う!


殺し合う!


「やめて! わたしのせいで争わないで!」

禁忌の食べ物の正体。


それは食べた者の魅力を天井知らずに増す、魔法の食物だったのです。


魅了は生きとし生きるものに効果を及ぼしたそうです。


女を求めて、おおぜいが殺し合いました。


そうして、その争いの中で女もまた奪われることを恐れた人々によって殺されてしまうのです。


女は、禁忌と知っていて食べたことから、故意に争いを起こしたとされて、殺人鬼とされています。


禁忌の食材?

今も現存しているのか?


ふふ。


それは秘密です。

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