7.転生族?何そのチート(冷たいコタツ)
文字が少ないです。すみません。
「たしかあいつの種族は、転生族だった筈だ。」
「?...転生族って何ですか?」
「一度死んだら、記憶を受け継いで他の種族になって蘇る種族だ。しかも、ステータスやスキル、
固有スキルも受け継いで転生するんだ。」
「?!それって無敵じゃないですか!フェルトさんはあの人(?)を倒せたんですか?フェルトさんもすごい
ですね!」
「一度だけだがな。俺が倒した時は喰種族だったが、あいつ、今生も喰種族だったな。」
「チッ。フェルトが聖剣を使って倒したから、もう戦うことはないと思っていたのに。またあいつと
やりあうのか。面倒臭ぇなあ。」
「まったくその通りだよなぁ~。同意します。......。ほっとくか!」
「ええっ!じゃあ、あの転生族を放し飼いにするんですか?!何か被害が出る前に倒したほうがいいですって!」
「いや、あいつは基本何も殺さないし、破壊しないんだ。ただ、戦闘狂なんだ。
あいつ。自分と同格、もしくはそれ以上の敵に対しては殺す気で戦いをするし、周りの被害もすさまじい
ことになる。でも、その矛先は今、俺に向かってる。だから、多分あいつはダンジョンで自分を鍛え
ようとしているんだろう。」
そう確信した俺は、仲間が死んだ時につくった信念を貫き通す事にした。
ふと、クリスとジェストをみた。
クリスは俺の話を聞いて、安堵している。こいつは俺みたいな優しさだな。
ジェストは俺をみて、少し決心に満ちた表情をしている。
よし、じゃあ自分の信念貫き通すか!
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「という訳で、魔王城に来ました~。イエエエエエエエエエエイ!!」
「何が『という訳』ですか!ここに来た理由を教えてくださいよ!あとサ○シャイン○崎さんみたいに
ならないでください!」
「あれ、クリスはなんでこのネタ知ってんだ?お前、この世界の住人だろ?」
「あれ?言ってませんでしたか?私、神ですよ?」
……………………what?
「『今こいつ、なんて言った?神?神といったのか?嘘だろ?こんな奴が神な訳ない。もしこいつが神
だったらこの世界orzじゃねーか!』って思ってますね?」
「?!なんで俺の心が読める?!」
「何故って、神だからですよ!ハッハッハッハッハッハッハッハッ!」
もしかして本当に神?!
と思った俺が馬鹿だった。こいつは人の心を読むことができ、その人を過去を知ることができるだけ
だった。
そのことを知った俺は、
「くたばれクソアマァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」
般若のような表情でクリスを追いかけ回したのだった。
登場人物紹介を更新したいけど面倒臭い。
この気持ち!なんなんだ!
お次はグダグダになったこの小説を綺麗に治してくれる、血塗れメアリの侍従長です!