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最強な冒険者は異世界を放浪する  作者: 弱腰ギャンブラー
18/22

初めての『死』(冷たいこたつ)

今回はビゼル視点です。


下手です。読まなくても結構です。

俺はビゼル。転生族だ。何回転生したかは50を超えてからは数えなくなった。


今まで色々な種族になったが、一番馴染む種族は『悪魔族』だった。

俺は戦闘狂ではないが、闘いは結構好きだ。自分の強さが改めて実感できるからだ。



ちなみに今生の俺の種族はグールだ。



…………いや、訂正しよう。


グール『だった』。




転生族は、死んだ時、体感では一瞬で次の種族に変わる。あくまで体感はな。

実際は、はやくて5年、遅くて100年以上だ。


だが、今、俺は死ぬ目前だ。

俺の目の前にいるガキ、と言っても、身長は俺と同じくらいだが。

年齢的に俺からみたらガキなんだ。


まあいい。


そのガキが俺に『死』を贈ろうとしている。

手には光輝く剣があった。恐らく、その剣は、転生族すらも殺せるだろう。



ガキはその剣を俺の頭に向かって振り下ろす。






そして俺は真っ二つになって『死』を迎えた。

















ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「この杖には~~~~~~。」


「~~~~~~!」


「!!!」



何か声が聞こえる。聞き取りづらい。



「ビゼルって~~~~~~~~だぞ!!!!」


その声が俺の耳に届いた瞬間、俺は神官みたいな男を頭を握り潰していた。



俺は蘇った。



俺の持っている『即効情報理解』というスキルのおかげでこの状況がすぐに理解ができた。

このスキルはその名の通り、今、自分が置かれている状況がすぐに分かるという便利なスキルだ。



「ありがとなー。神父さんよ。俺を蘇生してくれて。でも、もういい、さようなら。うめー。最高だな、

人間の頭ってコリコリしていて美味いなぁ~。」



愉快な声で言った。


グール族でなかったならば俺はこの台詞は多分言わないだろう。


それにしても美味い。まるで軟骨の唐揚げみたいな……、おっと、こことは違う世界、地球の料理を

思い出しちまった。


俺は大学生の頃にこの世界に来たなぁ。転生族という種族になって。


まあ、過去の余韻にひたるのは後だ。


俺はひとまずフェルトに『いつか喰ってやるー!』みたいなことを言ってこの場を立ち去った。


あいつにはまだ勝てない。だからダンジョンで鍛えるとするか。



絶対にフェルトを殺す!ついでに食べる!!!!









しかし、このとき、ビゼルは知る由もなかった。少し時が経ったら、フェルト達が、偶然この『遺跡』に

来ることになることに。


















み、短い!


次はマジックマッシュルームだ。

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