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異世界でのFPS攻略  作者: ムク
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第14話 インゴット

 朝起きて、タバコを吸いながらこれからの予定を考えてみる。

今日はダンジョン。

明日は鳳龍店の営業日。

明後日は昼に王都へ護衛の顔見せ。

明々後日は未定。

4日後は明け方から王都へ護衛で11~13日の遠出。

異世界研究者のアレクシスさんに一度会って王都へ行く事を伝えておく。

 予定としてはこの位かな?

 用意をして多目的ルームでみんなと朝食をとる。

 念の為に子供達に明日は鳳龍店の営業日だから8時に多目的ルーム集まるように言って、俺達はダンジョンへ出掛ける。


 ダンジョンの50階から52階へ進みマッピングを開始する。

 しばらく進むと隠し部屋を発見。

「どうする?」

「時間もないので回収する」

 隠しドアにC4を仕掛けて中に入り宝箱を調べる。

 転移魔法陣と似ている?魔法陣の一部を削ってみると失敗。魔法陣が光出す。

 少し開けていた扉が閉まり魔法陣が大きくなってレベル31のデスベアが現れた。

「熊だな」

「熊だね」

 2.5mの熊が居た。動物園でも見かける普通の熊、どこが魔物か聞きたい。

「ドアを開ける」と声を掛け2人で素早くドア側の壁に退避し起爆スイッチを押す。

 ドアが粉々に吹き飛び、デスベアがまともに爆風を浴びて吹き飛ぶ。

 転がっているデスベアに銃弾を叩き込むとレーダーから赤点が消える。

 転がった宝箱を開けて中身を取り出す。

「よし!」声が出てしまった。

 インゴットを持って浩史に見せる。

「何?」

「インゴット!10㎏はあるんじゃない!」

「何の?」

「知らない、鑑定しないと」

 薄くだが青く光っている?テレビの記憶だとミスリルかな?

 鉱石の色を聞いておけば良かった。

 デスベアの魔石も回収して先に進む。

 マップが半分完成したところで昼食にする。

「浩史、護衛の依頼で風呂とトイレはどうする?」

「トイレは外でウエットティッシュを持って行けばいいんじゃない?」

「それでもいいけど馬車に転送装置の置き場所を作れないかな?」

「誰が作るの?」

「工作室で俺が作る」

「転送装置は大きすぎない?」

「そう。高さが問題になるけど車軸をなくせば車体は下げれるから何とかなると思う、木造では強度が足りないから鉄鋼で作るしかないから重くなるんだよな。FRPで作ろうかな?」

「作ってみたら?」

「サスペンションはハンヴィーの流用して、図面を引いてみるか、しばらくハンヴィーは使えないから」

「わかった。護衛って魔物だけじゃなくて盗賊との戦いもあるよね?」

「あるね」

「兄貴、人を殺してどうだった?」

「別に、今までも殺してるだろ?」

「今までってゲーム内での事?」

「そう」

「でもここは現実だよ」

「現実で魔法やゴブリンって言われてもなぁ、俺には直ぐに切り替えるのは難しい。深く考えずに必要そうな事をしてるだけだよ。浩史も人殺しが嫌ならハンドガンで死なない程度に撃てば?」

「夜眠れないとかPTSDとか大丈夫?」

「まったく大丈夫。人じゃないけど、おじさんに猟に連れてってもらって、山鳩や鴨を撃つと羽に当たって死んでないのがたまにいるけど、その時は首の骨を折って止めを刺すんだ。最初は嫌だったよ。でもそのうち慣れた。」

「鳥でしょ?」

「オークに襲われて殺される人間も見たし、慣れるんじゃない?」

浩史が考え込んでいる。

「魔物はアサルトライフ、盗賊はハンドガンで対処したら。無理に殺す必要はないし」

「そうする」

 俺も人を殺す事について少し考えた方がいいのかな?

「さて、残り半分!」とアーマーの頭部を展開する。


 魔物を倒しながら進むと、前方にいきなり赤点が出現する。

「浩史!12時200!」

「うん、見てる」

「壁から魔物が3体出て来た?」

「そう見えたけど」

「出て来たオーガ、動かないな?」

「そ、あっ!動き出した」浩史が何か言い始めた時に動き出した。

 レベル25が1体、26が2体のオーガだ。今までのオーガと変わりはないと思う。

 俺達を発見してこちらに走って来る。

 オーガが走り出した瞬間、隣から「ドン」と対物ライフルの銃声が聞こえオーガの頭が消えて倒れる。

 俺もアサルトライフルで攻撃を始めて1体倒した時に「ドン」と、もう一度銃声が聞こえ最後の1体が倒れる。

「やっぱりダンジョンだと反響が大きいね」

「許容範囲だろ?」

「音で集まって来る魔物がいたら?」

「アサルトライフルで倒せる魔物には使わない方がいいな」

「その方がいいね」と浩史がアサルトライフルを装備した。

「ダンジョンの魔物って壁に居るの?」と魔物が出て来た壁を見る。

「そんな話は聞いた事がないよ」

「レーダーにも行き成り現れたから壁から生まれた?もしくは転移してきた?」

「壁から出て来た魔物が、数秒間停まってた?」

 浩史の話を正確に言うと、壁が崩れ魔物が押し出され3~5秒間後に意識が戻った?生まれた?そんな感じだった。

「注意して進む事には変わりはない」

「そうだね」

 マッピングと宝箱回収を進める。

 夜まで掛かって52階のマッピングが終了した

 50階~52階を探索して、1フロアに1~2つの隠し部屋、6~9の部屋がある。6~9部屋の中で宝箱は2~4個、隠し部屋には今のところ全て宝箱があった。

 魔物レベルも24~31でミノタウロス、オーガ、ゴーレム、バジリスクがメインだった。

 今日の宝箱は3つ。インゴット、指輪、宝石。


 ホームに戻って馬車の図面を引いてみる。

 ハンヴィーの資料をデータベースから探してプリントアウトしておく。

 足回りはそっくり真似て車体部分は木造にする。ブレーキ機構は残してモーターやミッションの駆動、ハンドル機構はなくす。細かな個所を修正して図面は完成した。

 もう1つはハンヴィーの荷台を改造して転送装置を乗せるスペースを設けた改造の図面。

 馬の事を考えるとハンヴィーを改造した方がいい、かなり目立つが。

 余り目立ちたくないなら木造で馬車に似せた方がいいが結局は目立つと思う。

 後、馬車なら2~4頭の馬が必要だけど使わない時はどうしようか?

 明日、浩史と話して決めようか。

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