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幽霊と結婚!?番外編!!

作者: しんや

オザワ先生ご協力ほんとにありがとうございます!

「し〜ん!舞花ちゃ〜ん!」

「なんですかぁ?」


「なんか用か?」


「突然で悪いんだけどこの書類を飛鳥大学の理事長のとこに届けてくれないかな?」


ほんと突然だな。


「飛鳥大学って日本一広くて頭がいい大学で有名な?」


「そうそう!」


「っでなんだこの書類は?」


「んふふ〜〜♪秘密♪」


どたまカチ割るぞクソ親父。


「っつうよりなんで親父がそんなとこの理事長と知り合いなんだよ?」


「昔色々ね♪」


うわぁ……すげぇやな予感……


「とにかく慎くん行こうよ♪」


「なんでそんな乗り気なんだよ?」


「デートだから?」


なんで俺に聞いてんの!?


そんなこんなで飛鳥大学へ俺達は行くことになった。


「うわぁ〜」


「でっか」


もうでかすぎてそんな言葉しか出ないくらいにでかかった。


「えっと理事長室は……?」


「本部棟の最上階って書いてあっけど。」


「あれかなぁ?」


舞花指先にはどっかの国の教会のような建物があった。


「ここ日本だよな?」


「そのはずだよ。」


「とりあえず行くか。」


「うん♪」


俺達はなんとか理事長室についた。歩きすぎて足いてぇよ。


「君たちが生田君のお使いの方たちかな?そこに座って少し待っててください。」


そういいながら理事長は椅子に座り俺達にも座るように言った。


なんつうか……すげぇいい人っぽい優しそうで少しも偉そうにしてねぇよ。どっかのクソ親父にも見習って欲しいわ。


「これが預かった書類です。」


「ありがとう。……ふぅむ」


「じゃぁ俺達はこれで。」


「まだ紅茶飲み終わってないよぉ〜〜」


アホか。


「ちょっと待ちなさい。」


「?……どうしたんですか?」


「もう少し待ってくれないかな?」


「なんでですか?」


「この書類の返事を作るから後でまた来てほしい。その間はそうだね……高校の方見学してみないかね?」

「でも今日は平日だから普通に授業やってるんじゃないですか?」


俺達は学校が創立記念日だから休みとゆうことできてるが今日は火曜日で普通の学校は授業がある。


「いや今から行けば授業がおわるころには着くから大丈夫だよ。」


「だって慎くん♪行こうよ♪」


「まぁ滅多にない機会だし行ってみるか。」


「決まりだね。学校の方には連絡しておくから帰りにこっちに寄ってくれればいいよ。」


「分かりました。じゃぁまたあとで来ます。」


そう言って理事長室を後にした。


「すいません。高校の見学来たものですけど。」


「あぁ、理事長から聞いてるよ。自由にまわって帰る時にまた教えてくれればいいから。」


「分かりました。」


「とりあえずどこから壊そうか?」


ちょっとまてぃ!!


「なにをどうしたらその発想に行くのかな?」


「慎くんのえっち〜」


会話ぐらいちゃんとしやがれ!


「とりあえずもの壊すなよ!?」


ズドドドド!!


「はぁい♪」


「まてぇ〜〜!」


ズドドドド!!


なんだこの音?


「慎くん!あれっ!」


「あれ?……うわっ!なんだあれ!?」


舞花の指先50mほど先には男に追われる男がいた。しかもこっちきてるし!


「ソーリーー!!!」


ソーリー?なにを謝ってんだ?


「そこの君!俺を奇跡的なコンビネーションで逃がしたまぇ!」


はい?


「そこのおまえぇぇ!そいつを捕まえろぉぉ!」


えっ?なにどうゆうこと?


どーーーん!!


「いてて…」


「よくやった!」


なにがだよ?


起き上がろうとすると誰かが上に乗ってることに気付いた。


「いてぇ」


自分からぶつかってきたのは誰だよ。


「捕まえたぞソーリ!」


ソーリ?あぁ、この人のことか。


「やっ捕まってない。」


そう言ってまた走った……と思ったら俺の後ろにいた奴に捕まってしまった。


「オカマ!?」


「捕まえたわよぉ〜ソーリくん♪」


「………っ!」


なんなんだろこの状況?イケメン3人で鬼ごっこ?とりあえずこの場は去ったほうがいいな。


「ところでおまえは誰だ?」


げっ!絡まれた!


「高校の見学に来た通りすがりのものですが?」


「あたしは舞花でぇぇす!」


「そうか。とりあえずそこでまってろ。お礼をしてやる。」


お礼はしてやるって言い方しませんよ?


「はなせぇぇ!」


「だぁめ♪はなしたらソーリくん逃げるでしょ?」


この人は女なのか?それとも男か?なんかすげぇ綺麗な顔してんなぁ。


「よし!生徒会室行くぞ!おまえらもついてこい!」


はっ?


「はぁい♪」


少しは考えろアホ女。


そのまま俺達は強制的に生徒会室に連れて行かれた。


「すごいよ!慎くん!」


「確かに…」


生徒会室に入ると高そうなソファーなどがありそこに一人女の人が座っていた。


「あっ、ソーリさん捕まったんですか?」


「うるせ」


「っでそっちの人達は誰ですか?」


「北朝鮮のスパイ」


うん。明らかに違うよね。


「そうですか。」


納得するの!?


「よしおまえら自己紹介しろ!」


偉そうにしやがって。ホクロちぎるぞ!


「あたしは田辺舞花でぇす♪」


「生田慎です。」


「あたしは柊空です。よろしくね」


これはソファーに座っていた女の人。そこらのモデルより断然綺麗だな。


「阿部光輝だ。よろしくな。」

これは一番偉そうなやつ。態度と身長がでかくてムカつくな。


「姉歯よ♪ネイサンって読んでね♪」


これは男か女かわかんないひと男らしいんだけどなんか女みたいだ。


「ウォルト ディズニーです。」


「「「うそつけ」」」


「この人は伊藤 博文ってゆうの。初代内閣総理大臣と同じ名前だからソーリって読んであげて。」


「分かりましたぁ♪クーさん達生徒会の人達なんですかぁ?」


「そうよ。不本意だけどね。」


「あたしは違うわ。」


「俺が生徒会長だ。」


一番偉そうだもんな。


「ソーリさんがしゃべってないんですけどいいんですか?」


「あぁ、拗ねてるだけです。」


「拗ねてねぇ。」


そういいながらプイッとしてしまった。なんか可愛かったな。


そんな感じで1時間ほど話しソーリさんも馴れてきたのか徐々に不思議な発言が多くなってきた。


「生の身長はいくつだい?」


ちなみに生は俺のことだ。ソーリさんがいきなりつけたあだ名だが抵抗は無理と判断した俺は素直に受け入れた。


「168ですけど?」


「じゃぁ俺と同じ170だね。」


人の話し聞いてますか?っつうかあんた俺より小さいでしょ?


「ソーリくん嘘はダメよ。」

「いいや、俺は164.5だから四捨五入165になってさらに四捨五入して170だ。」


アホか。


「ソーリさんそれを言ったら全国に一体何人170センチの人がいると思ってんですか。」


「にゃははは!ヒラリーナイスつっこみ!」


この人は酔ってるのか?ってか笑い方が独特だなおい。


「そういえば、ソーリさんはなんで追われてたんですか?」


「三角関係ですかぁ?」


空気読みやがればかやろう!


「そうだよ。」


えーーー!?


「マジですか!?」


「うそ」


「はっ?」


「にゃははは!」


タチわりぃ嘘つくなよ!


「あながち間違いでもないんだよ」


「へっ?」


「ソーリさんがジローって子とクレープ屋にいってネイサン達との約束破ったから追いかけてたんだよ。」


「そうよ!あの時あたし達5時間もソーリくん待ったのよ!」


ソーリさんは鬼か!?


「そうだ!それ相応の罰は受けてもらうぞ!」


「約束なんかしてないし。」

「「人の話し聞いてなかっただけだろ!?」」

なんつうか……アホばっかじゃん!


「まぁまぁ。ソーリさんが身体を捧げればいいじゃないですか。」


クーさんさらっとすごいことゆうなぁ。


「やだ」


「じゃぁ今夜は3人でお泊まりね♪色々教えてあげる。」


いろんな意味でこえぇよ。


「ホクロん家ならいいよ。」


「マリアならいないぞ」


「じゃぁ行かない。」


「「うぉい!!」」


すげぇなぁ。自由すぎだぜソーリさん。ちなみにマリアっつうのホクロさんの妹らしい。ってかそろそろ時間だな。


「じゃぁ俺達そろそろ帰ります。」


「じゃぁ。送ってくよ。」


「いいんですか?」


「いいよ。これだけ広いと迷うでしょ?」


「じゃぁお言葉に甘えてお願いします。」


「慎くんは方向音痴だもんね♪」


ぶっころすぞ。


「俺もヒラリーと行く。」


「逃げる気か?ソーリ?」


「大丈夫。絶対逃がさないから。」


笑いながら怖いこと言ってるよ。クーさん相当ドSだな。


「じゃぁ行こうか。」


「はい。」


俺達は正面玄関まで連れていってもらい帰ろうとすると前から羊のような少年がきた。


「ソーリくんだぁー!」


「おぅ。」


「今からクレープ食べに行かない?」


「行く。」


簡単に約束破ったよ!


「クーちゃんはぁ?」


「あたしはアンチ甘党だからいい」


「えーー」


「うっ!」


「ヒラリーも来い。」


「はい…」


「生達も来い。」


なんで!?


「行きまぁす♪」


勝手に決めるな。


「君達はだれぇ?」


「あたしは田辺舞花でぇす♪」


「生田慎です。」


「僕は佐伯滋郎だお!よろしくね!」


うわっ!すっげぇかわいいなんか撫でたくなるな。


「かわいいですねぇ♪」


「へへっ!」


ホントに撫でるな!


「じゃぁ慎くんたちも行こぉか!」


「はぁい♪」


まぁいっか。


結局このあと1時間以上HAPPY TIMEとゆうクレープ屋で話していた。


「甘いものなんて嫌いだ。」とゆうクーさんの叫びはとりあえず無視しておいた。


俺達はそこでみんなと別れ再び理事長室に向かった。


「あぁ。来たかね。とりあえずこれが書類だよ。家に帰ったらよく読んどいてね」


「俺達がですか?」


「そうだが…生田さんからはなにもきいていないのかね」


「なにも聞いてませんけど?」


「じゃぁ封筒の中身を見てみなさい。」


中をみるとそこには『生田慎、田辺舞花を本校の入学を許可する』と書いてあった。


「えっ!?」


「しっ慎くん!これって!?」


「あぁちなみにこれは10年間有効だからこの紙を事務員に渡せばいいから。」


「これってもしかして…」


「入学許可証?」


「そうだよ。」


「「えぇぇぇえぇ!?」」


なにこのオチ!?ってこれで終わり!?嘘だろ!?



慎、舞花、飛鳥入学決定!by作者♪


てめぇがシメんな!!


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― 新着の感想 ―
[一言] どうも、小澤です。小説読みました! 凄いですね(笑)コラボ(笑) しんくんと舞花ちゃんが飛鳥に入学とは… いやぁ、楽しくなりそうですね。 私は元ネタを知っているので、作品中の随所にちりばめら…
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