プロローグ
『神』それはこの世の様々な秩序を正す者を示す
『神』の中にも階級というものがあり一番上の『絶対神』を中心に構成されている。
『絶対神』はその名の通り世界の『絶対』の秩序を正す力を持っていた。
『神』の住む『神界』はいつも平和であった。
そんなある日『絶対神』が『神界』の『神』全てに告げた。
「神界の神全員にお知らせで~す。これからどの神様が一番強いか決めたいと思いま~す」
「「「「「「「「「「はい!?」」」」」」」」」」
「だから~一番強い神様を決めるんだよ~」
あまりにも唐突すぎる『絶対神』の提案に批判の声が上がる。
「絶対神様お言葉ですがそのような事をする理由を教えていただけませんか?」
周りの他の『神』達も同じ意見のようだ。
「え?理由?それはね~なんとなく気になったから!」
「な、何となくって・・・・」
『絶対神』の言っていることはノリの軽さと違ってとんでもないことだった。
世界の秩序を正す力を持った『神』達が戦えば『神界』が崩壊しかねない
「まあ理屈はいいから言ってみよ~!」
『絶対神』がそういうと『神』達の下にある地面に丸い穴が開き『神』達はその穴に落ちていく
「みんな~怪我しないようにね~」
「「「「「「「「「「あんたが言うか!!」」」」」」」」」」
『神』達は穴を落ちて・・・・・落ちて・・・・さらに落ちて・・・・・・・・・・・・・
いつまでも落ち続ける『神』達の頭に直接『絶対神』の声が響いた。
『そういえば言ってなかったけど戦いをするのは『神界』じゃなくて『人間界』だからよろしく~』
『人間界』そこは『神』達の秩序の下で成り立っている世界
そこでは『神』は力を使えず人間と同じになってしまう
『絶対神』はそんな世界で『神』達に戦えというのだ。
『ま、何とかなるから頑張ってね~』
「「「「「「「「「「その自信はどっから湧いて来るんだ!!」」」」」」」」」」
穴から『神』達の声が聞こえてくるがそのうち聞こえなくなり穴が閉じる
「さてと皆居なくなったことだし・・・・・なにしよっかな?」
誰も居なくなった『神界』で暇な時間をどう使うか考える『絶対神』だった。
こんにちは人知らずです。
他の小説がまだ完結してないのに始めてしまいました。
毎日投稿はしないので気が向いたときに読んでみてください