仮面ライダーのライダーキックについての考察
仮面ライダー。昭和、平成、令和と長期にわたって作られ続けている日本を代表する特撮ヒーロードラマだ。
一号二号、V3、アマゾン、X、555、カブト、etc、それはもう沢山の数のライダーが作られており、アマゾン、シン仮面ライダー、ブラックなどリメイクも多数発表されている。
そんな仮面ライダーの必殺技と言えば、やっぱりライダーキックだろう。このライダーキックだが少し気になる点がある。シリーズが多いため一口にライダーキックと言っても実は色々種類があるのだが、とりあえず初代のライダーキックで考えてみる。
バッタの改造人間の跳躍力を利用し高く飛び上がり、その落下エネルギーをキックに乗せて敵の怪人を倒す、と言うのがライダーキックだ。確かに派手でカッコいい技なのだが、これ飛び上がる必要なくね。とか思ったりする。
数十メートル飛び上がるだけの跳躍力があるなら、そのまま怪人を蹴ってもほぼ同等の破壊力があるはずだし、ジャンプして怪人にキックするまでに数秒あるので、人間より優れた能力を持つ怪人なら余裕で避けられると思う。そもそも銃の様な遠距離武器があればジャンプ中に狙い撃ちされてしまう。
正直デメリットしかねえ。
そこでライダーキックの改善案を考えてみた。
一番の問題点は垂直にジャンプしているので滞空時間が長くなることだ。なので垂直ではなく怪人に向かって水平にジャンプすれば良いのではないだろうか。これなら滞空時間が短くなるので隙が減るし、何だったら一度斜めに飛んでフェイントをかけて、壁などを蹴って再ジャンプして怪人を蹴る、いわゆる三角跳びなんていいと思う。
まあ、単純に垂直にジャンプするライダーキックを使っていたのは一号、二号くらいで、後のライダーは色々工夫をこらしたライダーキックを使っている。
例えば555だと超加速&自動追尾。ブレードでは怪人まで繋がる特殊な加速ゾーン。最近に多いカブトやドライブの様な加速持ちではその超スピードのためほとんど隙がない。ちなみにカブトのライダーキックはジャンプせず、後ろ回し蹴りだったりするがw
ライダーキックだけ見ても、流石に長年続くシリーズだけあって色々工夫しているなあとか、思ったり思わなかったり。