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百合の一幕 涼香と涼音の緩い日常  作者: 坂餅


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896/929

ゲーム部にて 15

 とりあえず戦闘中の千春(ちはる)千秋(ちあき)の近くまでやってきた涼香(りょうか)涼音(すずね)、すずらんの三人。


 割といい勝負の末、千春と千秋の勝利で戦闘は終わった。


「お疲れ様、無事にすずらんを救出できたわよ」

「そりゃあ良かった、無駄骨を折ることにならなくて」

「全く……疲れたわ。早く元の世界に戻しなさい」

「助かったよ、じゃあとりあえず戻るか」


 とりあえず五人は元の世界へ戻ることにした――。



「さて、戻ったことだし、涼音の可愛さでも語ろうではないの」

「関係無いですよね」

「私はちーちゃん見つけたからもう帰りたいんだけど」

「ええー、もっと遊ぼうぜー!」

「助けてもらってなんだけど、ちったあ纏まりもてよ」


 自由に喋る四人を睨みながらすずらんが言う。ガラの悪い不良然とした態度だが、律儀に四人にお礼のジュースを渡していた。


 そんなすずらんの肩を組み、頬をつんつんしながら千春が問いかける。


「それで、すーちゃん。正式リリースはいつなんだい?」

「帰れ!」

「ほら、高野(こうや)すずらんもそう言っているわ。帰りましょう」

「おいおいおい、強引じゃあないか」


 わちゃわちしている三人を眺めながら、とりあえずジュースを飲む涼香と涼音であった。


「私達も参加しましょうか?」

「えぇ……」

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