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百合の一幕 涼香と涼音の緩い日常  作者: 坂餅


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放課後にて 24

 涼香(りょうか)達が新聞部と書かれた教室の前を通った時、ドアが開かれ、中から千春(ちはる)美沙(みさ)が現れた。


「予想通りね」

「通り過ぎようとしてましたよ?」


 髪を払う涼香を冷たい目で見る涼音(すずね)


「出てきたってことは、もう用事は終わったってことかな?」


 ぴょこっと間にここねが入ってきて千春に問いかける。そしてその頭を撫でる菜々美(ななみ)である。

 気持ちよさそうに目を細めるここねの頭を撫でたそうな目で見る千春と美沙。


「「この魔力、やっぱ七不思議に相応しい……?」」

「ここねが可愛いからよ」

「えへへ……」


 そんなやり取りをする四人を見ながら――。


「涼音、今日も可愛いわ! 明日も明後日も! 未来永劫可愛いわよ!」

「なんで張り合うんですか」

「涼音が可愛いからよ!」


 そうやってわちゃわちゃ。全員当初の目的を忘れている様子だった。

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