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百合の一幕 涼香と涼音の緩い日常  作者: 坂餅


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家庭科室にて 14

 急に現れたり消えたり、神出鬼没の真奈(まな)はマフィンができた瞬間に、今度はドアから出て行っていた。


「ほんとに謎ですよね」


 音も無く開いて閉じたドアを見て、涼音(すずね)が考えるのを止めた声で言う。


「でも涼音は可愛いわよ」

「今の流れでおかし――ここねも可愛いわよ」

「あっ、流れに乗るんだ……」

「なんなんですか……」


 さすが即興七不思議になっただけのことはある。


 涼音はさてこれからどうするかと、焼いたマフィンを食べながら考える。考えたところで涼香(りょうか)に合わせるから意味は無いけれど。


「残りの七不思議はどうなったのかしら?」

菜々美(ななみ)ちゃんも気になる?」

「ええもちろん。涼香と涼音ちゃんは?」

「当然気になるわよ」

「そいうことですね」


 ということは、四人が取るべき行動はただ一つ。


「探すわよ‼」

「ええ!」「「はーい」」

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