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百合の一幕 涼香と涼音の緩い日常  作者: 坂餅


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家事炊事部にて 4

「それは部を潰すのに等しいような……」


 涼音(すずね)の提案に千春(ちはる)が難色を示す。


「体験してみますか? 洗濯物を畳むのはドジのしようが無いと思うんで」

「面白そう」


 しかし(れん)美波(みなみ)、家事炊事部の二人は別に構わないといった様子。


「洗濯物を畳めばいいのね? さあ出しなさい‼」

「ああもう、待ってください」


 早く畳ませろとアピールする涼香(りょうか)を宥めながら涼音は、どこに洗濯物があるのか漣に聞く。


 というかそもそも、その洗濯物は誰の洗濯物なのだろうか。全て女性用ということは生徒の物か?


「はいはい、こっちにあるから大丈夫」


 そういった漣がカゴに入った洗濯物を持ってきた。どうやら洗っているのがあったらしい。


「あー! 私の無くしたと思ってた靴下‼」


 持ってきて、広げられた洗濯物の山から千春が可愛いミーアキャットのプリントが入った靴下を取り出す。


「そうなの? 昨日入れられてたけど」

「うっそだろ。無くしたの結構前だぜ」


 行方不明だった靴下が見つかってなによりということで置いておき、美波は涼香と涼音の二人に洗濯物の畳み方を教えるのだった。

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