658/930
休日にて 4
ある日曜日、涼音は全く起きる様子の無い涼香を見ながら、どこかに置いてあったハリセンを持っていた。
目覚ましがてら一発、その気持ちを持って大きく振りかぶる。
そして、眠る涼香の頭めがけて思い切り叩き落とす。
しかし――。
「甘いわね!」
目を覚ました涼香が、そのハリセンを白刃取りのように受け止めていた。
「……なんでですか」
謎に俊敏な動きで受け止めた涼香に、困惑を隠せない涼音であった。
ーーーーーーーーーーーーー
ある日曜日、涼音は全く起きる様子の無い涼香を見ながら、どこかに置いてあったハリセンを持っていた。
目覚ましがてら一発、その気持ちを持って大きく振りかぶる。
そして、眠る涼香の頭めがけて思い切り叩き落とす。
しかし――。
「甘いわね!」
目を覚ました涼香が、そのハリセンを白刃取りのように受け止めていた。
「……なんでですか」
謎に俊敏な動きで受け止めた涼香に、困惑を隠せない涼音であった。
ーーーーーーーーーーーーー
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。