表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
百合の一幕 涼香と涼音の緩い日常  作者: 坂餅


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

645/930

前日にて

「遂に明日ね」


僅かな空気の湿り気を感じ取った涼香(りょうか)の母は、とりあえずずぶ濡れになるであろう(涼香)の着替えを準備していた。


 濡れても大丈夫なよう、着替えはジップパックに詰める。


 明日は遂に台風が上陸する日だ。休校にならないレベルの大雨が降る。


 そんな大雨なら、間違いなくずぶ濡れになるのが涼香である。


 別に濡れても涼香は風邪をひかないが、涼音(すずね)や同級生など周りに迷惑がかかる。だからこそできる限りの対策を講じなければならない。


「超吸収タオルは三枚あれば十分ね。後は着替えね――いえ、もう制服に防水加工を施した方が早いかしら?」


 そもそも濡れないようにすれば解決ではないのか。そう思ったが、面倒なためその案は忘れることにする。


 それからその他必要になりそうな物を揃え、涼音に渡す用として置いておくのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ