表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
百合の一幕 涼香と涼音の緩い日常  作者: 坂餅


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

420/930

屋内型複合レジャー施設にて 25

「さて、結果発表といきましょうか」


 全レーンが終わった後、とりあえず涼香が全員に集合をかけた。


 これから成績発表。一位には、涼香が取ったお菓子の景品を渡すことになっている。そして、(ゆず)がスコア表を持って来る。


「じゃあ結果発――」

「待って待って、あたしがそれ言いたい」


 結果を発表しようとする柚を凜空(りく)が止める。


「えー……。どうぞ」


 柚から結果発表の権利を貰った凜空は喉を整え、息を吸い込む。


「結果発ぴょぉぉぉぉぉぉぉぉぅ‼」


 当然真奈(まな)は大きな拍手、しかしそれ以外は特に誰もノってくれない。


「あぇ? 誰もノってくれない感じ?」


 割とワイワイするタイプの若菜(ゆず)と柚はノってくれそうだと思ったのだが。


「ごめん、ちょっと今日は疲れた」

「同じく」


 終わってから、涼香のフォローの疲れが出てきたのだろう。


「ということで結果発表」


 柚がスコア表を返してもらう。


「ちなみに一位には涼香が取ったお菓子全部プレゼント。……一位から言う?」

「九位から順に上がってく? 最後にワーストか一位かのやつ」

「おっけい」


 若菜の提案を素直に受け入れ、九位から発表することにする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ