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百合の一幕 涼香と涼音の緩い日常  作者: 坂餅


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水族館にて 13

「クリオネって思いの外小さいのね」


 『海月銀河』をなんとか抜けることができた涼香(りょうか)涼音(すずね)。次の展示は『北極圏』、ワモンアザラシを一目見ようと、多くの来館者が集まっている。


 しかし涼香はアザラシよりもクリオネに興味が向いている様子。


「クリオネって美味しいのかしら……?」

「捕食の時出す触手がところてんみたいなんですかね?」

「なるほど……⁉」


 涼音の適当な答えに目を見開く涼香。


「いや、知らないですけど」

「有り得るかもしれないわ」

「えぇ……」


 涼音が調べてみたところ、クリオネは食用には向いていないらしい。


「無理ですって」

「あらそう。なら次に行きましょう」


 それならばもう用は無いと、足早にその場を後にする涼香、そして引っ張られる涼音であった。

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