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百合の一幕 涼香と涼音の緩い日常  作者: 坂餅


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247/929

補習にて 4

綾瀬彩(あやせあや)!」

「なに?」

「単語が分からないわ!」

「暗記しろよ……」


 今日の小テストは英語だった。


 涼香(りょうか)理子(りこ)は彩の助けを受け、テストに出るであろう、基礎的な問題に取り組んでいた。


「ねえ綾瀬」

「なに?」

「be動詞ってなに?」

「そこから⁉ てかそこテストで出ないでしょ!」


 しかし涼香と理子の英語力は、よくこの学校に入れたな、と言いたくなるレベル。


「なんでこの学校入れたの? 別にうちって進学校じゃないけどさ!」


 言ってしまった彩である。そして言ってしまってからしまったと思う彩。


「あら失礼ね。私だって全ての教科が赤点という訳ではないわよ! 英語と数学が特に苦手なのよ!」

「わたしは国語以外ダメ」


 案の定どうでもいい話が始まってしまう。


「あーごめんごめん。あたしが悪かったごめんごめん。早く勉強しようか!」


 だから慌てて軌道修正する彩であった。

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