第17話 時間切れ
リョウは圧倒的な力を見せる
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『こ、小童! 今… なっ! 』
(ガハッ!)
リョウはハンバスに攻撃を仕掛ける。
『チッ!小童め!』
『金縛り!』
!?
すると、リョウの体は動こうとしても動けなくなった。
「ふふ……かかりましたね。」
リョウが攻撃を仕掛けようとした時にサザナがカウンターで魔法をかけたのだ。
「よくやった!サザナ。わははは!馬鹿め!これでお前は動けん。どうだ、今からお前は自分より弱いものにやられるのだ!お前は力はあるのに使えない。まさに宝の持ち腐れ状態ってわけだ!笑いが止まらんわ!はっはっはっ!死ねーー!」
「解除!」
『???』
「誰が動けないだって?」
(ピンっ!)
『ぬわっ!』
「私の魔法を…解除…しただと?そんなことできるはずがない!」
リョウはデコピンでサザナを吹っとんだ。
「それができるんだねー。私の魔法とリョウの力があれば楽勝にね。」
『魔法を解除をしたのはガールナー!お前だったのか!』
とハンバスは言った。
「私の力はサザナを超えたって訳。魔法の上書きはその魔法をかけた人より強いものでないとできないわけだから。」
「って事だ。終わりにするぞ! ハンバス!サザナ!トドメだ!!!!」
(ドクンッ!)
「うっ……!!ぬ……な……何!?」
リョウの体が急に止まった。
(バタっ……)
「リョウ!!」
リョウはハンバス、サザナにとどめをしようとしたらなんと倒れてしまったのだ。
「どうやら時間切れのようだな」
とハンバスは言う。その真相とは?