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~魂~ ON OUR SELF  作者: らーあわ
第一章 フネット星編
15/34

第15話 真実とは…

リョウが殺したと思われたやつは

全員生きていた。



___________________________________________


そして、リョウが問う

「『戦いの後、君の居住する場所を確保する』という条件を守れば一緒に戦ってくれるんだね?」



「そうね。条件を飲んでくれるならあんた側につく。」


リョウの表情は緩くなった。

「ありがとう!それから俺のことはリョウって呼んでもらって構わんぞ!」

「あなたって随分と軽いのね。私はガールナーでいいわよ。まぁいいわ。これで、晴れて私は裏切り者(・・・・)ね。」


「で、やつら(ハンバス)の最終的な目的はなんなんだ?」

「ハンバスの目的は、・・・その前に(ルーズ)の説明をしないといけないわね。生物には必ず(ルーズ)というものがある。それは莫大なエネルギーを持っている。(ルーズ)はその(ルーズ)を持っている|本体(からだ)の力を軽く越えている。」

リョウは首を傾げる。

「ちょっと分からない...。かなぁ。」


「つまり、(ルーズ)というものを上手く利用すれば、今までにない力を得ることができるわけ。分かりやすく言えば、奥に眠る『真の力』と言ったところかしら。それを集めるためにリョウや他の者たちがここに集められた。」


「じゃあ、俺が選ばれた理由は!?」

「分からない…。でも、ランダムで、各星1人ずつ連れてきてるはずだから、あなたと同じ星の人間はいないと思うわ。」


「と、いうことは約70億人のうち俺だけ選ばれたわけだ!めっちゃ運いいじゃん俺!」


「リョウは開き直りがいいっていうか…おめでたいやつね。だけど、ここに連れてこられたということはガバナウンの生態調査は回避できない。」



「じゃあさ、もし地球から俺以外の人間連れてきたら俺は助かる?」

「無理ね。宇宙船降りたときに体の情報を取られているからそれは不可能。」


リョウは不思議そうな顔をする。

「え?体の情報取られた記憶なんてないよ?それに、そしたらそれで生態調査終わってるじゃん。」

正論を叩きつけようとするリョウ。


「そんな事言われても……私もめちゃくちゃ偉いわけじゃないんだから分からないわよ。より詳しく調べるのだと思う。それにこの星の文明は凄いんだからわからないように情報を取るのも容易なことなよ。」

「マジかよ。」




どうやらリョウの逃げ道はないようだ。

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