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遺書…

拝啓、お父様、お母様、そしてご親族の皆様。


もしこの手紙を拝見されているなら、きっとお驚きのことだと思います。

どうか落ち着いてこの手紙を読んでください。


私はついに犯罪を犯してしまったようです。


朝目覚めると、幼気な少女が私の手を抱きしめながら、あられもない姿で静かに眠っていました。


私には自宅に幼女を連れ込んだ記憶もなければ、誘拐などという犯罪行為に至った記憶もなく、当然のことながら不埒な行為に及んだ記憶も全くないのです。


当然幼女趣味などはありません。


しかしながら、私は昨晩大学の飲み会により、昨日の記憶が朦朧としていて、いまだにはっきりしないということも事実です。

また、私のベットの上に幼気の少女が寝ていることも、紛れもない事実です。


もしかすると、飲んだ勢いで、そのような犯罪行為に至ってしまったのかもしれません。

本当にそうなのであれば、当家にとっての末代までの恥となってしまいます。


だから、皆さんどうか私のことなど、昨日の晩御飯の如く忘れてください。


私は死をもってこの罪を償いたいと思う所存であります。


それではこれにて失礼いたします。今後はあの世で皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。


                                                    敬具



そんな遺書をしたためつつ、俺はまだ目覚めたばかりで寝ぼけている幼女を横目で見る。

だめだ、直視できないっ!半裸の幼女半裸の幼女半裸の幼女半裸の幼女半裸の幼女半裸の幼女見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見ちゃだめだ見ちゃだめだ見ちゃだめだ見ちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ…


どうやらその幼女はまだ俺の存在に気付いていないy…


はい、今完璧に目ぇ合いました…はいもうオワタ。俺の人生オワタ。

てかさ今俺が完璧に幼女見てたから目が合うわけでね…なんで見てたの凝視してたの俺⁉やっぱりロリコンなのかな俺…っいやないっ!


もうだめだ今から俺はロリコンとして改めていきなおすのは本当に嫌だ。そーんなのーはいーやだっ‼

でもこの状況はどうあがいても言い逃れできない…

でもただ今をもってして俺の人生ゲームオーバー。長いようで短い人生だったなぁ…

はぁ…思い返せばまだ親孝行の一つもできてなかった。俺は本当に親不孝者だったなぁ…


そんなわけで


「すっ、すいませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」


俺は目覚めたての幼女(推定12歳)に人生で一度もしたことのない全力DO☆GE☆ZAをかます。

なんだろこの新感覚…悪くないな…

…ってよかねえよっ、十分に悪いよ。あぶねぇあぶねぇ、ただの変態に成り下がるところだったZE


まぁとにかく、朝から大学生が幼女に全力土下座というシュールな光景が繰り広げられるという素晴らしく残念なことが俺の部屋では起こってしまっていた。

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