登場人物 2
笹森翔太
平民街の鍛冶屋の次男。曾祖父母、祖父母、両親、兄、弟三人の大家族。
ガチムチなオッサンに襲われている梅子を助けた事により、縁が生まれた。
大家族の次男の所為か、年齢より大人びているしっかり者。
多分、どのキャラよりも一番人間が出来ている子である。
容姿は梅子曰く、『少年漫画の主人公の友達のサッカー少年』
モブ顔だが、優しい顔立ちをしている。
松原朱音
翔太の同い年の幼馴染み。小さな頃から片想いしている。
翔太の前では可愛い女の子で、他の人の前では結構ズバズバ言うきつい性格。
言い方はきついが、気を許した相手にはとことん親身になる。
梅子とは翔太の家で出会い、恋敵と勘違いしてしまった。
ボブカットの可愛いらしい顔立ちをしているが、主要キャラの美形さには遠く及ばない。
フーキ
翔太と共に梅子を助けてくれた人物。大体二十代後半~三十代前半。詳細は謎。
長髪に無精髭、草臥れた着流しを着ている、ぶっちゃけ小汚ない。
剣の腕はガチムチのオッサンを一撃で倒せるくらい。
平民街に居るときは、おじじと呼ばれる街の知識人の所に居候している。どうやら青柳とは知り合いらしい。
容姿はすらりとした長身で、程よく筋肉が付いているので、スタイルはいい……が、顔は前髪や無精髭でよく判らない。
薊
おじじの家にたまに来る女性。夜のお仕事(現代で言うと高級クラブのママ)をしている。
青柳やフーキと知り合いで、昔フーキに告白したことがあるらしいが、真相は不明。
お色気たっぷりで、優しいお姉さん。
容姿は艶やかな美貌の持ち主で、豊満な体つきは地味な装いでも隠せないほど。
おじじ
平民街の外れに住む、街の人に全幅の信頼を寄せられている知識人。フーキや薊からは『師匠』と呼ばれ、青柳とも知り合い。
顔には似合わない繊細な性格。密かに顔はコンプレックス。
野太い低い声で語尾を伸ばして話す癖が、ぶっちゃけ怖い。
達磨のような厳めしい赤ら顔で、縦にも横にも大きい体つきをしている。




