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プロローグ 夢
季節も夏なのでホラーを書こうと思ったのですが、あんまり怖くないです。夏が終わるまでに書き上げる予定なので多分短めに終わらせると思います。
夢をみている。
夜の校庭。二人の男女が仲良く話している。片方は自分だとわかる。もう一人は誰だろう。
会ったこともないけどこの人と自分は近いうちに出会う。
そして、この夢みたいに仲良く話したり、一緒に遊んだり、きっと楽しい毎日を過ごすのだろう。
そして自分はこの人を最後に悲しませてしまう。別れを告げる時、全ての真実を話す。
これから自分は残酷なことをする。
それがわかっていても、この人に会いたい。わがままで、自分勝手で、酷いことをするけれど、願わずにはいられないから。
最期に一緒にいる人がこの人でありますように。




