盗賊と討伐隊と戦闘と。
戦います。
「…んなことがあったなぁ。」
お久しぶりです。英介もとい、エースです。自分は今、微妙な立場にいます。だって
「あるもの全部、置いていきなさい。」
と、美女美少女からなる盗賊から脅迫されてます。
「置いてけったって、無い物はないよ。無い物ねだりされてもこっちが困るじゃん。」
「…ぬぅ、確かに手ぶら…だな?何故手ぶらなのだ?」
遡ることひと月前
あの後、助けた村長さんの娘さんや、家族一同から娘さんに求婚されたんです。てなわけで、朱雀を使って離れた所へ逃げてきたんです。料理?美味しかったですよ。肉ばっかりで、普通なら胃もたれしそうな油ギッシユな料理を。只、自分が摂取したものは、全部体のコアに入り、リザーブエネルギーとしてHPの上乗せになっていたので、腹は膨れず、結果として村一同から驚かれたのだ。(食う量が多すぎて)
以上。当時の回想ですた
(・_・;)
Side 現在進行形中の会話
「…ほんとに手ぶらだな…」
「だぁからそういってんじゃん。いい加減さぁ。しつこいよ。」
「…いや、本来ここはそれなりの力がないと、あっという間に魔物に襲われるからな…我々でも衣食住だけで精一杯なのだ。それをお前はひと月も一人でここに生活してるのが、信じがたいのだ。いくらそう言われてもな…ぬぅ…」
へぇ。それなりねぇ。熊やら猪やらでかいコックローチやらいたがそれなりなんか。もうそのつどHPに上乗せされ、MPやらにもはいり、色々なスキルが増えたから。後変身も一個増えたし。
ステータス
河本英介
LV999
HP??????
MP??????
newスキル一覧
バーサーク
真 武者の極
近接特化
遠距離特化
地上戦闘適応
空間戦闘適応
水中戦闘適応
new変身
αモード
武装
ソード(solid)
バスターカノン(beam)
中、近距離用レールガン(solid)
インコム(beam)
連装ミサイルランチャー(solid)
胸部ガトリング(solid)
何か、ガンダムっぽいな…改めて見ると、HPやMPだって?になってるし、バグったか?でも、αモードは、他の五形態より、優れてるな…特化部分は負けるが負けず劣らずな感じだ。おし!今後これ使おう!!
ステータス確認終わり
「ひと月もいるからな、何せなもんだ。しかも、見た所、あんたらも訳ありな盗賊団何でしょ」
「う」
分かり易いなぁ。
「俺も同じ。同じ穴のムジナ。訳ありなんだよ。あんたらは雰囲気で解る。」
「…詮索はしないのか?」
「まさか。んな野暮な事する程な感じかもしれねえが、興味ねぇから。」
「そうか。では話が逸れたな…持ち物を置いてゆけ!!」
「イヤだから、手ぶらだっつの!!」
無限ループから七分後
『お頭ーっ!』
「ん、どしたぁ。いまはそんな『討伐隊が来やがりました!!』
「な!?」
ウハ、テンプレktkr。
「くっ、全員逃げろ!!」
逃げんかい。と、心の中で突っ込む。だがまぁ、俺も討伐隊に賊の一人として間違われんのは嫌だし、手ぇ貸しますか。
「なぁ。」
「なんだ!今忙「俺が倒すさ。」はあ!?」
「たっだーし!俺に物じいしないことを条件として。だが。」
「正気か?だがやれるなら…」
モジモジしとる。焦っとる。さっきのやつとはギャップが違うから、何か萌えるなぁ。
「まぁ出来るのであれば願いたいが。」
「了解。って、来た」
これまた豪華絢爛な鎧に身を包んだ人達ですこと。あ、
「捕まっとどうなんだ?」
ここ大切。
「男は処刑。女は表向きは処刑。裏では慰み物としたり、媚婦館に売られたり。だから必死に逃げるのさ…」
最低。彼女は見てきたんだろう。瞳に憂いを帯びている
「分かった。んな顔すんな。美人顔が台無し。」
「ふぇ!?あ、いやしかし「変身」
彼女の言葉を遮った次に現れた自分の姿は、真っ黒なロボットだった。
「モードα。起動シマス」
背中のスラスターから火を吹き、討伐隊の元へ。其処から虐殺が始まった
Side 団長
何者なんだ?彼は、いきなり真っ黒に変わって、彼は…しかもあんなこと言われ、恥ずかしい声出して…
そんな思いは、討伐隊の悲鳴に掻き消され、誰にも聞こえることなく消えてった。
Side end
Side 英介
「おらぁ!!」
まず一人。馬の首諸ともソードで一閃。
「誰だ!?「うっせぇ!!」
空いた手からレールガンをだし、喋ってた相手に発射。
「立派な風穴だぁよ。アゲャアゲャアゲャ。」
自分壊れとるー。
「くっ!全員、あの黒い奴を狙え!!」
彼がリーダー格か?まぁいい。
「突貫します!」
背中と足のバーニアをフルに焚いて、爆発的な加速を使う。
「うわ!?」「ウガァッ!?」「ウゴェ!?」「ガハッ。」「うわ!?」
巻き込まれた奴らは全員全身骨折で、ハンバーグのたねと化していた。
「着地ぃ!!バスターカノン展開!!一気に本場を狙いつつ、目標を殲滅!!塵芥と成り果てろ!!」
赤色のビームが両腕から火を吹き、周囲にいた敵を炭と化していく。言葉を発せぬまま、蒸発していった。
「ひいっ!?」「に、逃げろー!!」
敗走兵か?
「戦うんなら、タマァ賭けて戦えやオラァ!!小心者はお呼びじゃあねえんだよ!!インコム!!」
背部スラスターから射出した丸い物体は、ケーブルをしならせて、敗走兵に向かう。その差は兎と鷹の差。あっという間に追いつき、眉間を極細のビームで貫いた。
「さて、あたぁアンタだけだなぁ。隊長さんよォ。」
「ひっ!た、助けてくれ!!」
「小便漏らしやがって、汚ねぇなぁ。こちとらボーナスがかかってんだよ!!」
遠くの盗賊団達も吃驚するほどの性格の豹変。まぁそうだ。αモードは性格も変わるからな。
「まぁ、殺しゃしねぇ。せーぜー尋問くらいだろ。ったく。面倒くせぇぜ」
エースはそんなことを言い、縄を持っていたのだった。
時間の経過がはやいのは、文才がないからだ!!なのに練習しないのは、美徳じゃない!!
な感じです。自分の心境は。