表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/13

スライム侍(9)


 グレーターダイカンへの警戒心からクサハラ寺院の門番から拒絶されたスライム侍!

 しかし、クサハラ寺院からの謎の声に呼び止められた!

 クサハラ寺院の境内に入ったスライム侍に白い髪の少女が待ち受けていた。

「あなたが朝からの騒ぎの原因ですか?」

 白い髪の少女はスライム侍に問いかけた。

「……そうでござる」

「私の名前はシェリア。クサハラ寺院の僧侶です」

「拙者の名はスライム侍。カントから来たでござる」

 シェリアはカントから来たと聞いて驚いた表情をした。

「あのカントから来たのですか」

「故あってカントから修行の旅に出たのでござる」

 スライム侍はそう説明した!

「……そうなのですか」

 スライム侍の説明を聞いてシェリアは納得した。

「私はグレーターダイカンの横暴さをたしなめるためい王都のコノエ家に手紙を出しました」

 改めてシェリアはグレーターダイカンについて話をした。

「しかし、コノエ家からの手紙はクサハラ村のグレーターダイカンはクサハラ村に行く途中に行方不明になったと言うのです……これはおかしい。あのグレーターダイカンは一体何者でしょうか?」

「グレーターダイカンは偽物でござるか?」

「しかし、グレーターダイカンの正体を明らかにするミラー・オブ・アマテラスはグレーターダイカンの手のものによって隠されてしまったのです」

「打つ手はないのでござるか?」

「はい……私にはどうしようもないのです。こうしてる間にもグレーターダイカンは空気税を徴税しようとしています」

「……なんとかミラー・オブ・アマテラスを探し出せないといけないでござるな」

「ミラー・オブ・アマテラスは恐らくグレーターダイカンの手の中にあります……内側に入りこまないとミラー・オブ・アマテラスを見つけ出せないと思います」

「……それならば、拙者の出番でござるな」

 スライム侍はそう言った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ