表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

新・私のエッセイ:1号館(No.1~100)

新・私のエッセイ~ 第62弾 ~ 『森のお医者さん』のお話 ~ 「語り屋しげちゃん」、ここにあり!!

 ・・・さぁ、またまた、「語り屋しげちゃん」「ウソつきしげちゃん」のはじまり、はじまりぃいいい・・・


 パチパチパチ。


 いえいえ、めっそうもない。


 ・・・皆さんをかつごうだとか、そんなつもりじゃあ、ありやせん。


 『小説家』たるもの、基本、「ある程度ウソつき」でないと、物語を作ることはできませんし、読者を虚構の世界へいざなうことなどできやしませんからね。


 ぼくは、自分に正直な男です。


 それは、愛する皆様も、ご理解下さっていることと信じています。


 ぼく自身の来歴や趣味嗜好・ものの考え方・とらえ方について、これまで一度もウソをついたことはない。


 だから、いろいろとぼく自身の、言わなくてもいい犯罪歴まで告白してきたのですから・・・。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ・・・と、なにやらまた、「うつ病」特有の暗い話かと思いきや、そうでもありません♪


 ぼくは、少年時代・・・けっこう「ウソつき少年」でした。


 皆さんも、子供時代には、よく友達なんかに、「作り話」や「フカシ」を放って、喜んでいたクチじゃありませんか・・・なにをかくそう(笑)


 ぼくもね、川崎小学校時代、クラスメートに、さまざまな「ウソ吐き」をして、喜んでいた、悪い子だったのであります♪


 話がピーマンになるとアレですが・・・


 『怪奇大全科かいきだいぜんか』という、児童向けの本が、コロタン文庫より販売されておりました。


 この『コロタン文庫シリーズ』ですが・・・


 いま、ネットでは、プレミアがつくほど人気がある絶版のシリーズでしてね・・・。


 その数ある中の1冊、『怪奇大全科かいきだいぜんか』は、


 昔の、『サスペリア』や『エクソシスト』、『悪魔のいけにえ』といった、オカルト映画や恐怖映画、さらには、『スターウォーズ』のようなSF映画を扱った、少年・少女向けの紹介本です。


 その中にですね・・・


 「電子頭脳人間」とか、「怪獣ゴルゴ」なんてのが出てきます。


 それをぼくは、小学3年のときに、クラスのマドンナだった「高橋里佳ちゃん」に、


 「なぁ、りかちゃん。いまな、怪獣ゴルゴが、ロンドンで大暴れしてるんだってよ!」


 とか、


 国語の授業での将来の夢についての発表の際、


 「ぼくの将来の夢は、電子頭脳人間をたくさん造ることです!」と、大真面目に宣言してみたり。

 

 「栗原君・・・そのへんでいいわ。電子頭脳なんて、造れるはずないでしょ・・・? ウソもほどほどにしないと友達がさ・・・」


 と担任の小島女教師に、あっさり夢を否定されて、


 「そうだそうだ!」


 「電子頭脳なんて、どうやって作るんだい?? ウソつき栗原!!」


 「作り話ばっかりしてんじゃねーよ!!」


 ・・・とまぁ、非難ごうごうでした(苦笑)。


 それでも、美絵子ちゃんが登場するまでは、そこそこ仲良く、クラスメートとはうまくやっていたんですがね。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 はぁ・・・。


 ここでようやく、本日のメインディッシュ・・・じゃねえや。


 「メインイベンター」のご入場ッ!!


 じゃーんじゃじゃーん♪


 『森のお医者さん』っす。


 いやいやいや。


 いやらしい、「お医者さんごっこ」の話じゃありませぬ。


 ちょっと、薄気味悪いハナシでやんすよ、ダンナ。


 ぼくには、実は弟がふたりおります。


 『たからもの』では、ぼくは「ひとりっこ」という設定にしましたが、ああしないと、何かと物語に不都合なので、あえてそうしたまでのこと。


 ぼくの弟たちがあそこで出て来ると、ぼくと美絵子ちゃんの遊びの流れも、ややこしく、また野暮やぼになっちまうから、苦肉の策でそういう設定にしたのであります。


 で・・・


 彼らにぼくが話した「都市伝説(= その当時は、そのような単語は存在しなかった。)」が、


 例の、『森のお医者さん』。


 「・・・あのな、あそこに森が見えるだろ。あの森をずーーっと奥に入っていくとね・・・一軒の病院があるんだ。そこにはな、『毒プリン』を食べさせて、かかりにきた人を殺しちゃう、わるーーい医者がいるんだってよ。プリン食った人間は、片目がオレンジ色になって、目玉がでっかくなって死ぬんだってさ。その医者は、『森のお医者さん』って呼ばれてるらしい。ほら! お前らのうしろにいるぞッ!!」


 「きゃー!! おにい、たすけてぇ!!!」


 「わっはっは! カンラからから。」


 ・・・何度この手でだましたか、わかりゃしねぇ(笑)。


  みんな、それなりに成長してくると、ぼくのウソだったことがバレてしまいましたけどね♪


 昔・・・


 そういえば、幼少期に観た、仮面ライダーのエピソードに、それと似たようなものがあったような、なかったような。


 夢でも、そんな感じのを、見たような気もするけど・・・。


 ふっと、思い出しましたので、なつかしくなり、


 こうして、皆様にも紹介したってハナシよ❤️


 m(_ _)m


 追伸:


 コレを皮切りに、こういった、くだらんエピソードが、

だんだんと増えていきそうな予感がしませんこと・・・?


 ほほほほ❤️

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ