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異界の君を探す旅  作者: 御城こんぺい
プロローグ 編
1/9

第一話 転変

注・本作には過剰な表現や、残酷な描写が含まれています。15歳以下の方は閲覧を控えることをお勧めします。

その日…

ある少年の命が尽きた。


俺、渡世友輝(わたせゆうき)は平凡な高校一年生。

いや、正確には今日はまだ中学三年生だ。

今日は入学式。ついに俺はこの学校に入れる…

この名門校に入るために俺は中学三年の全ての時間を勉強に捧げた。

元々漫画を漁りまくってた時間も全て勉強だ。

俺は生粋のバカだが力がついたんだ!

「やったぞー!」

俺の全ては今日、この日で報われた。と言っても、落ちる一歩寸前だったのだが。

入学式が終わり、生徒全員大喜びだ。

「友輝!やったねー!」

こいつは天望智花。俺の幼馴染だ。

俺と違って頭がいい。俺と仲良くしてくれる唯一の女子でもある。

「ああ!お前とおんなじ高校行けるな!」

「よかった~心配してたんだよー友輝行けないんじゃないかってさ…」

あいつにとっては俺は心配らしい。


「じゃあ智花、そろそろ帰るか?」

「うん!」


俺は智花と学校を後にした。


二人で信号で待っていると、変な音が聞こえてきた。

ビッビィィィィ!

大きなクラクションが鳴る。

その瞬間、横から大きなトラックが飛び出してきた。

キキィィィ!

脳内に異様な音が響くと同時に、体中に激痛が走る。

「キャアアアア」

誰かの悲鳴が聞こえた。

目を開けると、俺はうつ伏せになって地面に倒れていた。

ふと下を見ると、下半身が赤く染まっている。

(なんだこれ!)

なぜか声が出ない。

恐る恐るあたりを見回す。体を動かすたびに体中に激痛が走る。

隣に血だらけの塊があった。

(え…)


そこには、変わり果てた姿の智花の体が横たわっていた。

体中は血まみれ。腕は真逆の方向に折れている。

俺も意識はあるが、腰より下の感覚はすでにない。

そして激痛の中、俺の意識はかすれていった。

第二作品の本作は、ファンタジー作品です。

シナリオ制作を本格的に行いました!

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