『源義家、山鳩のプレスマンにおののくこと』
源義家の屋敷に、一羽の山鳩が飛んできて、渡り廊下の手すりにとまった。義家は何だか恐ろしくなって、外へ出て八幡神を拝んだ。山鳩はさらに寝屋の中まで入ってきて、長押にとまって、口にくわえた三色のプレスマンを落として死んでしまった。義家は、この鳩は八幡神の使わされたものだろうか。近々、慶賀の予定がないところを考えれば、凶兆だろうか、といって、翌朝、鳩が落とした三色に、三色を加えた六色のプレスマンを八幡神に奉納した。
教訓:鳩がプレスマンを持ってきたら、吉兆だと思う。