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ハッピーエンド執行人  作者: いちごみるく
第一章 童話村
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2.邂逅

思わず、扉を閉めてしまった。

(あの色は……あの赤みがかった茶髪は……。)

「大丈夫?」

先ほどの女性が恐る恐る扉を開けて、顔を覗き込む。

「ええ、あの……ええと、はい。」

出来るだけ……出来るだけ……その髪色を見ないようにする。

「ひとまず、中に入ってー。」

逃げたかったが従う。

(どうせ、もう死んだのだし……。)

中は綺麗なロッジのような感じだった。なんか、動物たちがソファーでぬくぬくしている。

(ピンクと白マーブルのウサギと……青と白のマーブルの小鳥と……紫と白のマーブルの猫!!!!)

「まさか……お前も死んじゃったの???」

思わず、大声で叫ぶが当の本人は気ままにあくびをしてる。

「え?え?死んだ???」

後ろでなんか女性が混乱しているが、この際は聞かなかったふり。

「たーだーいーまー。」

扉が開いて、入ってきたのは、黒髪の男性……高校生くらいだった。

「お帰り~。」

「あー、猫の子。」

そう言って、男性は私を指さした。

―――――猫の子?????

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