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ハッピーエンド執行人  作者: いちごみるく
第二章 血にまみれた赤ずきん
20/25

19.見つけた!

「ありがとうございました~。」

そんな声を背中で聞きながら、店を出る。

「結構買えたね~。」

カナタさんがにこにこ笑いながらそう言う。確かに、先程稼いだお金はかなりあったらしく食料を買い込んでもかなり余っていた。まだ、服を買っていないので安心は出来ない。

「じゃあ、服を買いに行きましょうか!」

「あっ……えっ……はい。」

(よかった……突然でどもったけどちゃんと返事できた……。)

昨日から罪悪感でいっぱいだったので、ちゃんと返事をできたことが少し嬉しかったのか自然に頬が緩んでしまっていた。カナタさんは嬉しそうに見ているのに気が付き、恥ずかしさで慌てて下を向く。

「まず、服屋さんの場所を聞かないとね……。」

カナタさんはそう言って村人と思わしき女性に話しかけに行ってしまった。

(人とコミュニケーションをとるのは苦手だし、ここはカナタさんに任せよう……。)

ぼんやりしていると目に鮮やかな赤が映った。驚いて見ると、その鮮烈な赤は女の子の頭巾の色だった。

(え?赤ずきん?……いや、別人の可能性も……。でも、年的には赤ずきんちゃんの可能性が高い気がする……。)

そう考えている間に、赤ずきんは裏路地のほうに入って行ってしまった。

(どうしよう……。カナタさんに言いに行く?でも、それだといなくなってしまうかも……。それなら……付いて行った方が……。)

瞬間的にそう考え、尾行することに決めた。後で合流出来ると思っていたのだ。彼女が行ってしまったことにカナタは当然気が付かなかった。

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