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ハッピーエンド執行人  作者: いちごみるく
第二章 血にまみれた赤ずきん
12/25

11.家の中

「ありがとうございまーす。」

カナタさんが元気に答える。

後ろから大量の動物たちも入っていく。なんかもうなんかの行列みたい……。

仕方がなく3人で家にあがりこむ。

家に入ると右側に机や椅子が並んでいるのリビング、左側には……カーテン。部屋をカーテンで仕切ってる感じだ。

(あれ?家の真ん中にカーテン?見たことある気がする……。それに家の周りにクルミの生け垣があったし……。うーん。どこで見たんだろ?)

「カーテンの内側にお入りなさい。」

「どうする?引き返すなら今だそ。」

とカリナさんが聞くが

「行き当たりばったりが一番!!」

とカナタさんがカーテンの内側に入っていく。勿論、動物たちも一緒。

(さすが、カナタさん……。)

「こんにちは~!!」

カリナさんも溜め息をつきながら中に入っていく。しょうがないので私も入る。カーテンの内側にはベッドがあって具合の悪そうなお婆さんが寝ていた。

「はじめまして、寝た状態ですみませんね……。私は、赤ずきんちゃんのお祖母さんです。」

(((やっぱり!)))

多分一瞬三人の心の声が揃ったと思う。

「ところで……あなたがた本当に赤ずきんちゃんのお友達ですか?あの子はまだ7歳ですよ……。」

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