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軍艦族~warship girls~  作者: SINTAROBASU
古鷹カッコカリカイソウ
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2/2

第一番艦――着任、重巡古鷹――

軍艦族は以後「艦族」と省略

――「人は破壊と修復を繰り返す、しかし人ならざる者に修復は出来るのか?」――


…………………


…………


……


西暦2022年。今や海洋解放の望みは軍艦族だけとなった。先の米本土への攻撃を防ぐ守備艦隊は壊滅。辛うじて食い止められたのは艦族が居たからである。艦隊旗艦として出撃したアイオワ含める四隻はミズーリ以外を残し轟沈、浸水、大破着底。ミズーリ自身も、浸水多数、一番と三番砲塔が損壊。二番砲塔大破という結果だった。


そう、人工艦族からすれば洋上艦は「動く的」に過ぎないのだ。駆逐艦でさえも人よりも巨大なそれは、人の形をするそれらに為す術がなかった。勿論ミサイルなどは有効だったが、発射以前に撃沈される方が多かった。


そしてその後、人工艦族の大規模侵攻が止んだ。だが衛星は、その訳をしっかり捉えていた。


そう、人工艦族が集中的に侵攻しているのは…″日本″。

現状は酷かった。沖縄陥落、九州も鹿児島と長崎が占拠され、徐々にその勢力が拡大している。


そんな中、呉鎮守府に一隻の重巡が着任することとなる。後に改二を超える改装、もとい″改造″を施されるその娘は、今はまだ20(センチ)単装砲六基を抱えて、「人類の希望」の一人として、そして「許されざる命」の一つとして、完全なる兵器と砲火を交えることとなる。


―――――――――


古鷹)「……オッッモイ!!」


私は重巡古鷹。現在進行形で鎮守府を目指してるんだけど、荷物が重すぎるの…え?艤装じゃないのかって?だって軍艦族の艤装は体内格納式だもの、外付けなんて非効率よ!

(娘ファンの皆さまに喧嘩売ってる訳じゃないから)


その頃――

五人の人影が古鷹を待ち受けていた。

幼女のような旧式戦艦二人、低身長の旧式戦艦一人、そして少し背が高い軽巡が二人。内一人は糸目、もう一人はワッフルを食っている。


???)「おっ?噂をすれば、あれがそうだな?」


???)「モグモグ…モグモグ! フゴフゴフグ!」


???)「おまいはワッフルから口を放すべや」


???)「わぁ…戦艦の私よりも背が高そう…」


???)「まぁまぁ薩摩さん…私たち三人は旧艦らしく後輩艦を出迎えましょう?」


???)「うむ、そうだな。」


そして現在――


古鷹)「ぜー...ぜー...おぼだい…」


???)「おいおい、どんだけ大荷物なんだ…」


???)「フゴフゴ!モグモグ、モグ!」


古鷹)「な…なんて言ってるの…」


???)「たぶん『荷物多杉田だろ、もっと減らせよ』って言ってるべや」


???) (首を横に振る。全力否定)


古鷹)「えぇ…」


敷島)「おい、お前ら。まずは自己紹介だろう?」

「私は敷島型一番艦『敷島』だ。あの『戦艦三笠』の姉と覚えてくれればいい。」


球磨)「あ~...そうべやね。」

「私は球磨型一番艦の『球磨』だべや~、どこかじゃクマって言われてるべけど。これでも目は見えてるべよ。」


長良)「んくっ…はいはい!次私!」

「長良型一番艦『長良』!よろしくね!ワッフル大好きなの!モグモグ…」


薩摩)「えっと次は私?」

「薩摩型一番艦『薩摩』です!これでも国産戦艦なんですよ!産まれた瞬間から旧式ですけど…」


河内)「じゃあ最後は私ですね。」

「河内型一番艦『河内』です。最初で最後の弩級戦艦とか言われてます。でも主砲に難ありで…」


古鷹)「ほぇっ…軍艦族って旧艦も居たんですね…あっ!」

「古鷹型一番艦『古鷹』です!20糎のピラミッド配置が自慢です!」


敷島)「ほう!じゃあ君が『全ての重巡の姉』と呼ばれる?」


古鷹)「えっ?私そんな風に呼ばれてたんですか…?」


薩摩)「いいなぁ、『産まれた時から旧式の定め』の私よりもよっぽどいいじゃないですか…」


古鷹)「あはは…」


河内)「まぁ…とりあえずどこの艦隊に編入されるかとかいろいろしないとですね。」


長良)「モグモグ!フゴ!」


球磨)「そうべやね。まずは部屋べやね。…『へや』だけに。」


古鷹)「さ、行きましょうか。」


球磨) ( ̄□ ̄;)!!


敷島)「……この娘、やるな…」


―――――――――


こうして古鷹は、鎮守府での騒動と人工艦族との戦いを相手にすることとなる。

それは彼女にとって、どんな話になるのか…


それはまだ誰にも分からない。


次回 第二番艦――古鷹、艤装点検ーそして強化――


こんなんでいいのかは分からん。

ま、暇つぶし程度に書くからあんま続編に期待はしないでね~

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