経営部からのメッセージ
2050年世界で最も小さい国「サーフ」の人口は約6割が60歳以上の高齢者になると言われていた。
この予言は見事に的中した。
来る2050年政府には老人ファースト・少子化に対する具体的な解決策が求められていた
そんな中政府が出した案は老後の楽園「seniors政策」の建築だった
詳細はイース・ウェースト・ノースの3箇所に建築予定・広大な土地を使い高齢者だけの街を作る・入居者は満60歳以上の高齢者・街には最先端のロボットを取り入れ老人フーァストにする
多くの商業施設は一般企業からの応募になる
だが、甘い話には裏がある。この街は孤立し大型連休のみ部外者が入ることを許されている。また、職に就かないものは即刻退居となる
そんな少子高齢化社会のサーフでは珍しくみかはまだまだ若い、25歳だった。みかはハンバーガーチェーン店「ハリス」で働いていた。上司の信頼は厚く、25歳の若さで店長までに上り詰めた。
そんな彼女に経営部直々に、メッセージが届いた。内容は政府の「seniors政策」に目をつけた社長は、私を含めて6人をこのプロジェクトのメンバーにした。
今は始めての会議というなの顔合わせをしている。このメンバーのリーダーの草壁を始めとし時計回りに順番が回ってくる。私は最後だ。
草壁が席を立ち、自己紹介をする。草壁は長身は170cm位あり、顔もそこそこイケメンだ。「はじめまして。草壁 透です。今回のプロジェクではリーダーをやらせてもらいます。よろしくお願いします。」草壁が爽やかな笑みを浮かべ、挨拶を終えると草壁の右隣りに座っている女性が立つ。
身長は165cm位あり、華奢ですごく顔が可愛く、儚げ美少女だ。「は、はじめまして。安芸 かおるです。よろしくお願いします。」言い終わると同時に頭を勢いよく下げ、しっかり3秒するとまた勢い良く席についた
こんな感じで、徳川・島田・風川が終わり私の番になる
私は立ち「はじめまして。月夜 みかです。よろしくお願いします。」と頭を下げ、席に座る。
草壁は私が座るのとほぼ同時に席をたった。「今日はありがとう。もう終わりにしようと思うけど、なにか質問はあるかな?」と聞き全員が首を横に振ると、「じゃあ解散」といい残し出ていってしまった。
他のメンバーも出ていき私と安芸が残された。仕方なく後片付けをしていると、安芸も手伝ってくれた。片付けが終わると安芸がお昼を誘ってくれた。
彼女とは趣味が同じの読書で話が盛り上がった。お昼休みの終わりにはかおる、みかと呼び合う仲にまでになった