詩い それほど大切なものだったなら
それほど大切なものだったなら
手を離さなければよかったのに
攫ってしまったよ 君の元から
すでにこの腕の中 今さら一生懸命走っても
追いつけはしないよ
彼女が 何度泣いたか知っているかい?
それらは全て君の為の涙だったのに
全てが手遅れになってから かえりみるんだね
どれほど大切だったかを かみしめるなら
どうして あの時にそうしなかったんだ?
それだけの時間を無駄にしてしまったのなら
妄執などに囚われず きっぱりと諦めるべきだ
今さら彼女の幸せを壊さないでくれ