第02話 〜戦闘開始〜
カルデラ大戦争編
〜戦闘開始〜
出動命令を受け訓練所を出てから30分がたった。
魔法使いの能力を使い空を飛びながら
カルデラは無事なのか?被害者は出ていないのか?そんな心配をしながらカルデラに向かう。
そしてカルデラの象徴であるアルカ山は火の山となっていた。
「クソ!間に合わなかったか、魔法使いは上空からAIを探せ見つけ次第剣士または斧使いなどの近距離特攻に連絡しろ! アーチャーは遠距離からの攻撃を仕掛けるためにAIを見つけるまでは魔法使いと共に上空に待機だ! 」
Dランク以下のこの戦闘部隊を率いるハーベルトさん、現在はこの戦闘部隊の隊長を務めている。
「近距離特攻のものは陸上で人々の救助を行いながらAIを探すぞ! 」
「「バキューン!!!!! 」」
その瞬間隊員の1人が倒れた。
AIの奇襲だ!
「ノーマルタイプか! 」
そう言うとハーベルトさんは背中に背負っていた斧を振りかざしAIを真っ二つに切り裂いた。
しかしその背後からまた1機のAIが飛びかかり腕にはやした剣でハーベルトさんを切ろうとする。
しかしハーベルトさんはそれを回避し、そのままAIの首をはねた。
「「さすがハーベルト隊長!! 」」
多くの隊員から歓声が巻き起こった。ココ最近AIの奇襲が増えているからか団員達に緊張感はあまりない。それを察してかハーベルトさんが怒鳴った
「おい! 隊員の中から1人の犠牲者が出ているのだぞ! まだAIは2機残っている。気を引き締めていけ」
ノーマルタイプのAIが2機他の隊員達は残りもノーマルタイプと考えてるい様子だ。
しかしなにか変だノーマルタイプ4機ならカルデラにいる戦闘部隊が街に被害が及ぶ前に対応出来るはずだ。
「ハーベルトさん 何か変じゃないですか? ノーマルタイプ相手に普通カルデラの戦闘部隊が負けるはずがないです。少し嫌な予感がします」
「ほぉ 龍之介も気づいていたのか。それどころか司令部からの連絡ではカルデラの戦闘部隊は全滅したと連絡が来ている。カルデラの戦闘部隊には俺と同じCランクのチ・ハウウンがついていたはずだが」
「チ・ハウウンさんがいて全滅......だとしたら隊長残りの2機にアタックタイプかスピードタイプがいるかもしれませんね! 」
AIにもタイプがある。
ノーマルタイプ
両腕に腕に剣を生やし胸元からレーザーを放つAI基本的この種のAIが多いことからノーマルタイプと呼ばれている。
アタックタイプ
右腕には1本50cmにまで伸びる鋭い爪が5本左腕には大きな大砲のようなものが備わっており遠距離近距離と対応している。ノーマルタイプと大きく違う点はノーマルタイプより動きが機敏でかなり戦闘なれしているような動きをしてくる。
スピードタイプ
ノーマルタイプ同様に両腕に剣を持つAIしかし背中にジェット機能が備わっており高速移動と空中での移動が可能。
ディフェンスタイプ
片腕に盾、片腕に剣を持つAI他のAIより圧倒的にタフ。自己再生能力とバリアを張る能力を持つ。バリアを張っていられる時間には限りがある。
これらの4つのタイプがメインである。しかしAランクやSランクのものが相手をしているのは未来予知や相手の動きを予想してくるものなどかなりの手練のAIが居るという。
チ・ハウウンさんは二丁拳銃の使い手過去には1人で20機ものAIを倒したと言われているかなりの実力者。彼女が敗北する可能性があるとすればアタックタイプかスピードタイプであろう。
「「剣士32番に告ぐカルデラ駅周辺でノーマルタイプのAI確認直ちに討伐を」」
魔法使いからの連絡だ。
Dランク以下の魔法使いは戦闘には参加しない理由は攻撃呪文を唱えることが出来ないからだ。魔法使いはかなり希少な人材でその中でも攻撃呪文を使えるのは世界に12人しか居ないと言われている。そのうちの11人は攻撃呪文を使えても一日に3回までしか使うことが出来ないため基本的に移動と回復がメインになる。(11人は皆Bランクに属している)
そして無線での連絡が時は互いを番号で呼び合う。理由は名前が明かされると身内を敵と戦わせないものなどが出てきてしまうので番号で呼び合うことになっていること、もう1つはAIに無線がハックされる可能性があるため番号で呼び合うことによってハックされているかどうか確認することが出来るからである
「了解!」
魔法使いからの指示を受け龍之介とハーベルトさんはカルデラ駅へと向かった。
カルデラ駅には報告通りノーマルタイプのAIが1機
「よし! 俺が仕留める! 」
龍之介は父から受け継いだ剣を抜きAIに切りかかる。
しかしAIはそれを腕にはやした剣で防ぎ胸元からレーザーを放つ
「そんなのにやられてたまるかよ! 」
龍之介はそう言うと剣を地面に振りかざしその風圧で空中へと舞い上がった。
「喰らえ!! これが俺の奥義火炎斬」
剣が激しく燃え上がるそしてそのままAIを切りつけた。AIはそのまま燃え上がり動きを停止した。
「よっしゃー ! まずは1機討伐だぜ! 」
「よくやった龍之介。しかしノーマルタイプが3機か......残り1機が気になるところだな」
そこに愛がやってきた。
「隊長! また無線切ってますね! 他の隊員が心配してましたよ!! それよりも市民の救助が完了したそうです。元々カルデラに住んでいた市民4割が死亡 3割重軽傷 3割が無事だそうです。」
「そうか。すまないな。しかしまだAIが1機残っている。それに......」
「どうしたんですか? 隊長」
「お前ら伏せろ!!!!! 」
隊長が大声で叫んだ。
なんとカルデラ駅が粉砕したのだ。
そしてそこにはアタックタイプでも無ければスピードタイプでもないAIが立っていた。
「なんだコイツは......」
そのAIは他のAIに比べて少し小さくしっかりと手で刀を握っている。かなり人間に近い風格から放たれるオーラは今までのAIとは全く違うものだった。
そしてそのAIは目を赤く光らせ人の言葉を発した。
「ワガナハシルバキサマヲコロスモノダ」




