表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛は世界を救う、だろ!  作者: もへこかな
7/9

練習

前回のリュートとの一件で魔法のコツを掴んだ俺は、更に腕を磨くべく日々練習をしていた。


主に両親の目を盗んでは水瓶の中に水を足してみたり。

リュートが転びそうになると風魔法でクッションを作ってやったり。

こういうの、生活魔法って言うのか?

とにかくまだ足取りがおぼつかない俺には魔法は非常に便利だった。

欲しいものに手が届かない時にも風魔法を使えば手元まで運べるし。

ちょっと高くて登れないところも、他の人に見られないよう気をつけなければいけないものの土魔法で階段を作れば登れるし。

いいな、これ。

何故他の人の目を盗んでかというと、他の人が俺みたいに魔法を使うところを見たことが無いからだ。

もしかして、魔法を使う俺を見て気持ち悪いとか呪われた子供だとか言って捨てられたら困るからな。

いや、多分捨てられても生きていけるけど。

一応成人する年くらいまでは親がいた方がいいと思うしね

みんなが使えるものではないんだろうか??

それを確かめるには俺はまだ幼すぎるので、もう少し状況を確かめてからにしよう。

毎日2回水汲みに出かけていた両親は、何故か最近1日1回の水汲みで済むようになって首をかしげていたが。

俺が呪いの子供じゃなかったら、水汲みの必要のない生活を約束しよう。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ